第4回懇談会(5/13)では、会としての提言の方向性が見えてきました。
 第4回の懇談会では、はじめに「吉野川全体から考えるのか、第十堰から考えるのか」という前回からの議論ついて、まずは多くの人が関心を寄せている第十堰の問題を解決するための方法から考えていこうということで意見がまとまりました。
 次に、「第十堰にかかわる共通のテーブルをつくるとして、どんなテーマがあるか」について、進行役の吉村伸一さんから次のようなアイデアが出されました。
 「共通のテーブルをつくるためには、共有できるテーマが必要。それは、『多くの人が納得できる案をみんなで選ぶ』ための方法を考えることではないでしょうか」。
 このアイデアについて、グループ討議では、提案の方向性としてはこれでいこうというおおむねの賛同が得られました。
 *かわら版では、そのアイデアの詳しい内容を P2、3で、グループ討議の内容をP4で紹介します。
これまでは、ひとつの案をめぐって(流域の市民・さまざまな立場の市民団体・建設省などが) 「いいか悪いか」でしたが・・・
現在は、もっと違う案も考えて見ようという点で、重なるところがあるのでは?
※当日は、「代替案」という表現でしたが、誤解を生みやすい(懇談会が案を作ると思われる)との声が上がり、その表現は今後検討していくことになりました。