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平成30年度 第十堰周辺の現状調査結果の公表

○徳島河川国道事務所では、第十堰周辺の現状調査を継続的に実施しておりますが、この度、平成30年度に実施した調査結果をとりまとめましたので、公表します。

○平成30年度において、中規模程度の洪水が発生し、堰下流の河床形状確認では洗掘が進行している状況を確認しました。また、堰の変状や空洞状況については、これまでの調査結果と比較しても大きな変化は確認されませんでした。
調査は以下の4点の確認を目的に実施しております。
堰の変状確認
堰内部の空洞状況確認
堰下流の河床形状確認
堰周辺の水位状況確認


○調査結果の詳細は、徳島河川国道事務所ホームページの下記URLよりご覧頂けます。
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/yoriyoi/yoriyoikawa/jyuzeki/genjyou/h30/index.html

○今後、第十堰の影響による洪水時のせき上げ等の水理現象解明や老朽化状況の継続的な把握に向けて、引き続き調査を実施する予定です。



(調査実施の背景)
  国土交通省徳島河川国道事務所では、「『よりよい吉野川づくり』に向けて」(平成16年4月27日発表)の基本的な考え方に基づき、第十堰周辺で継続的に調査を実施し、得られたデータについては、当事務所ホームページ等を通じて、一般に公表することとしております。
 【http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/yoriyoi/yoriyoikawa/kawazukuri.html
  第十堰は、宝暦2年(1752年)に建設されて以降、今日まで約270年の歳月を経過し、堰の老朽化が進むほか、洪水時においては、堰上流のせき上げ、斜め堰を直行する流れによる堰下流の局所深掘れ及び堰左岸側における堰を迂回する流れの発生による影響が懸念されており、このような状況を把握するため、平成16年より堰周辺における調査を毎年実施しています。


令和元年6月3日
国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所

問い合わせ先

 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所
   電話:088-654-2211(代表) 088-654-9611(直通)
  副所長(地域) 池添(いけぞえ)  好巨(よしきよ) (内線206)
河川調査課長 相田(あいだ)  晴美(はるみ) (内線351)
◎主たる問い合わせ先