「第十堰の補修原案」への
ご意見をお聞かせください
 
 平成16年11月より「第十堰の形状把握調査」を実施し、堰の破損状況等を調査してきま
した。
 今回、その結果をもとに、学識者の意見をお聴きし、平成17年度に補修を実施する箇所の
補修原案を作成しましたので、原案を公表するとともに住民からの意見を募集します。
 いただいた意見はできる限り補修工法に反映するとともに、意見に対する回答及び決定した
補修工法は、記者発表し、同時に事務所ホームページで公表します。
 補修工法決定後、詳細設計を実施し、平成17年の出水期後に補修を実施します。
 なお、平成17年度に補修を実施する箇所以外については、引き続き調査を続けて、補修に
ついて検討していきます。

■意見提出方法
 ホームページ内での書き込み、およびホームページ内の様式によるFAX、郵送にて受け付けています。

1.ホームページ内での書き込みの場合
   http://www.toku-mlit.go.jp/report/Info17/h170509/goiken_form.htm
2.FAXの場合
   FAX番号:088−654−9613
   徳島河川国道事務所 調査第一課 第十堰の補修担当 宛
3.郵送の場合
   〒770−0803 徳島市上吉野町3−35
   徳島河川国道事務所 調査第一課 第十堰の補修担当 宛

■意見締切期限
 平成17年5月27日(金)必着

第十堰の補修原案
【実施予定期間】
 ・平成17年10月下旬〜3月下旬
  (作業時期については水位等の状況により変更する場合があります。)
【補修箇所】
 @上堰青石張破損箇所
 A下堰平張コンクリート及びコンクリートブロック流失箇所
【補修の考え方】
  原型復旧を基本として破損箇所の拡大を防ぐとともに、補修にあたっては再度の被災を防
 ぐ観点から、洪水に対して一定の強度を保つこととします。
【補修工法】
 ■箇所@(詳細は図−1参照)
 ・施工にあたっては、周辺の青石張と調和を保つよう配慮し、表面に極力コンクリートが
  見えないように青石張(練石張)で補修します。
 ・基礎には、木杭等を設置し、栗石により間詰を行い、その上を青石張(練石張)で補修しま
  す。
  ※洪水に対して一定の強度を保つために、練石張により施工します。
 ・青石張(練石張)で補修した上流側には、平型コンクリートブロック(2t)を設置し、
  連結します。また、平型コンクリートブロックの法先部に袋詰玉石(2t)を設置しま
  す。

 ■箇所A(詳細は図−2参照)
  破損前と同様にコンクリートで補修します。
  ○A−A断面
  ・平張コンクリート流失箇所にはコンクリートを打設します。
  ・コンクリートブロック流失箇所に平型コンクリートブロック(2t)を設置し、連結し
   ます。
  ・平型コンクリートブロックの法先部には袋詰玉石(2t)を設置します。
  ○B−B断面
  ・コンクリートブロック流失箇所には平型コンクリートブロック(2t)を設置し連結し
   ます。
  ・平型コンクリートブロックの法先部には袋詰玉石(2t)を設置します。
 
【備考】
  補修の実施にあたっては、現地の状況に応じて補修の範囲等に多少の変更が生じる可能
 性があります。


「第十堰の応急処置についての計画」位置図
第十堰補修箇所位置図

「第十堰の応急処置についての計画」作業工法イメージ
図−1 箇所@作業工法イメージ

「第十堰の応急処置についての計画」作業工法イメージ
図−2 箇所A作業工法イメージ

 

アンケートの募集は終了いたしました