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「富田地区あんしん歩行エリア」
ワークショップの開催結果報告について

 徳島県警察本部交通規制課、徳島東警察署及び国土交通省、徳島県、徳島市の各道路管理者は、本年度の富田地区において実施する「あんしん歩行エリア」について、これまで地元住民代表者とのワークショップを開催していましたが、この度、各代表者との間で協議がまとまり下記のとおり実施することが決定しましたので、お知らせ致します。

 

平成16年11月1日

国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所

問い合わせ先

 徳島県警交通規制課            TEL088−622−3101

 国土交通省徳島河川国道事務所 交通対策課 TEL088−654ー9623
 徳島県道路保全課             TEL088−621−2550
 徳島市道路建設課             TEL088−621−5334
 
 
 
 

  富田地区「あんしん歩行エリア」ワークショップの交通安全対策の実施


 徳島県警察本部交通規制課、徳島東警察署及び国土交通省、徳島県、徳島市の各道路管理者は、本年度の富田地区において実施する「あんしん歩行エリア」について、これまで地元住民代表者とのワークショップを開催していましたが、この度各代表者との間で協議がまとまり下記のとおり実施することが決定しました。
 

1.エリア制定の趣旨
 全国の住居系、商業系地区において歩行者及び自転車利用者が被害に遭う交通事故が特に多いことから、「交通安全施策等整備事業の推進に関する法律」における重点施設の一つとして昨年度から5箇年において公安委員会と道路管理者が連携し、全国796エリア(本県7エリア)を指定しまして、歩行者及び自転車利用者の安全な通行空間を確保しようとするものです。

2.目標
 平成19年度末までに、エリア内おける死傷事故を約2割、うち歩行者及び自転車利用者に係わる死傷事故を約3割抑止します。

3.住民とのワークショップの開催
 エリア内に在住するコミュニティ協議会員・町内会長及び学校関係者から施策の推進に関する要望・意見を伺うため、実施主体とのワークショップを開催してきました。
  □第1回 − 7月27日:内町・新町地区、7月28日:東富田・西富田地区
   ・交通事故の現状、あんしん歩行エリアの概要、ヒヤリ調査における危険箇所の説明を行いました。
   ・地元住民の方々から、危険と思われる箇所、望まれる対策等についての意見を伺いました。

  □第2回 − 9月21日:内町・新町地区、9月22日:東富田・西富田地区
   ・第1回ワークショップの結果から、具体的な対策箇所、対策案を提案し地元住民の方々に意見を伺いま
    した。

 住民からは
    ・学童通学路に対する交通安全施設の整備
    ・一方通行路での路側帯等の交通安全施設の整備
    ・出会頭事故防止のためのカラー舗装の設置
  等活発な意見・要望が出されました。

4.対策内容
場所又は区間
道路管理者
公安委員会
エリア内

幸町3丁目
信愛幼稚園前

ドットライン
外側線

横断歩道照明付加装置

新町橋2丁目
浅野商会前

ポストコーンの設置

進路変更の禁止
進行方向別通行区分

中通町2丁目
第一泊ビル前

路側帯新設 一灯式信号

元町2丁目
新町橋ビル前

  歩車分離信号

仲之町1丁目
トミダ薬局前

カラー舗装
路側帯拡幅

 

かちどき橋1丁目
伊予銀行前

カラー舗装  

大道4丁目
金比羅神社前

ポストコーンの設置  
道路外周

東山手町1丁目
田岡病院前

  駐停禁路側帯

東山手町3丁目
新町小南東角

  一時停止

東山手町2丁目
新町小北東角

カラー舗装  

このほか、対策箇所については別紙1(対策箇所マップ)及び別紙2(対策のイメージ)を参照してください。
 また、個別の対策箇所については下記のURLをご覧ください。
 http://www.toku-mlit.go.jp/road/01e_intro/kousaten/tomida/tomida.html

3.今後の予定
 ワークショップで合意を得た対策事業内容について、公安委員会所管分については本年度までに各交通安全施設の工事を完了し、各道路管理者所管分については本年度もしくは来年度から1年ないし2年の間に実施していく予定です。
 また、内町・新町地区における路面のカラー舗装については、今後、他の地区におけるカラー舗装の実施状況により、舗装の色の検討を行い合意を得られれば実施する予定です。
 なお、2月末に富田地区内の各コミュニティ協議会員及び町内会長に対する進捗状況の説明を行う予定としている他、対策実施後、成果を評価し広報により周知致します。