全長15~20cm
下あごは上あごより出ていて、頭の背中側の目より後ろに小さな黒い点がいくつかあります。同じような場所にいるマハゼと比べると、体が黒っぽいです。
河口の底が砂や泥の場所にいます。
底にすむゴカイや小さなエビなどの動物を食べます。
繁殖は夏に行われ、石やブロックの下で産卵し、オスが卵を守ります。
マハゼ釣りをしよう時に、ウロハゼが釣れたら一緒に天ぷらにするがよ。骨がちょっと固いけんど、おいしいで。
岩の間や下に隠れていることが多く、汽水域に仕掛けられたウナギ筒や柴漬けによく入ります。香川県ではこの習性を利用した伝統漁の「ハゼ壺漁」があります。高知県内ではほとんど食べられませんが、マハゼと並んで非常に味の良い魚です。