全長6~10cm
高知県では、川で生活するハゼをまとめて「ゴリ」と呼んでいますが、本種もその中の一種です。ほほに赤色のミミズ状の細長い模様が散らばっているのが大きな特徴です。大人のメスはお腹周りが青くなります。
川の中流域で、やや流れが速い場所にいます。
水生昆虫や川底のコケを食べる。
繁殖期は5~7月で、オスが半分埋まった石の下に産卵室をつくり、メスを呼び入れて産卵します。卵からかえった子どもは海へと流れていき、2~3カ月後に川へ戻ってきます。
おんちゃんは食べたことない。これも「ゴリ」と呼ばれようけど、四万十川のゴリ料理に使われようがはヌマチチブやけん、覚えちょったよ(覚えておいてね)。
かつて、「ハゲハゼ」というありがたくない和名をつけられていたことがあります。某先生が強く反対されて現在の和名になったとか、ならないとか…。