平成13年2月6日(火)13時30分より、中村市の新ロイヤルホテル四万十において「四万十川流域のみらいを考える会」の発足会を開催し、21名の委員(2名欠席)とともに一般傍聴も呼びかけたところ、四万十川流域内の各地から12名の参加がありました。


 四万十川は、近年美しい姿が残された川として全国から注目を浴びており、「いつまでも自然環境を残して欲しい」との期待が高まっています。
 しかし一方では、四国の西南地域に属し台風の進路に位置するため我が国有数の多雨地帯であり、集中的な豪雨も多いため、大規模な洪水がしばしば発生するなど、沿川住民は大きな被害を被っています。
 このため、昭和4年より直轄河川改修に着手し、築堤・河床掘削・排水機場・中筋川ダム等の治水工事とともに、自然環境に配慮した多自然型川づくりを進めています。
 この度、四万十川流域の河川整備を進めていくうえで地域の実情を把握するために、四万十川流域全体の治水・利水・環境の課題について整理し、今後の四万十川流域のあるべき姿について学識経験者や流域の方々から自由な意見を聞くため、「四万十川流域のみらいを考える会」を設立するものです。


 当日は、設立主旨及び規約について確認するとともに、「四万十川流域の現状と課題」について事務局より説明し、各委員より四万十川への思いや意見を戴きました。

今後は1回/月程度のペースで開催し、

  • 流域の抱える問題点
  • 課題項目の整理
  • 課題解消を図っていくための方法

について、各委員から自由な意見を戴く予定です。


 
規約
委員名簿
議事要旨

配付資料/PDFファイル
説明資料(スライド)
   

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