課題 |
課題に関する意見 |
課題解消に向けた意見 |
実施済・実施予定の解消方法 |
治水に
関する
項 目 |
(1) |
・ |
人命第一、治水優先すべき |
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・ |
川砂利で造った中村堤防(後川)等は危険大 |
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・ |
広見川は未だに浸水被害が多い |
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・ |
中筋川は国道浸水が多発、治水安全度低い |
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・ |
内水被害の軽減も大事 |
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(1) |
・ |
治水関連予算を確保すべき |
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・ |
堤防補強が必要 |
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・ |
河川改修が必要 |
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・ |
横瀬川ダムが必要 |
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・ |
内水対策(ポンプ施設)整備が必要 |
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・ |
治水対策は、環境・地域活力に配慮すべき |
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(2) |
・ |
後川は河床が上がり、洪水時は水位が高くなる |
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(3) |
・ |
洪水被害を軽減 |
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・ |
自然の力を、人間がダムで押さえ込むのは無理 |
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(3) |
・ |
水の遊び場(遊水地)も必要
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・ |
江戸時代の工法(水害防備林等)からも学ぶべき |
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・ |
ダムは洪水調節効果もあるが害もあるため、みんなの意見を聴くべき |
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・ |
干潟・湿地の保全、宅地化の埋め立てを避ける |
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・ |
ある程度、洪水を許容する覚悟も必要 |
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(4) |
・ |
流域には高齢者が多いことを忘れないように |
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(5) |
・ |
護岸工事により洪水の流心が岸よりになり危険 |
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(6) |
・ |
局所的豪雨が起こりやすくなった
(地球温暖化が原因か?) |
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利水に
関する
項 目 |
(1) |
・ |
水道使用量が増加に対し簡易水道統合化にて水源確保したいが、新たな水利権確保が困難 |
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課題 |
課題に関する意見 |
課題解消に向けた意見 |
実施済・実施予定の解消方法 |
自然環境
景観保全
に関する
項 目 |
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(1) |
・ |
上下流の連携 |
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・ |
毎月環境整備デーに住民が清掃活動(檮原町) |
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・ |
年数回 1,000人規模での市民一斉清掃(中村市) |
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・ |
不法投棄への行政の積極的な取り組み |
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・ |
ゴミの軽減化、過剰包装の自粛 |
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(1) |
・ |
市民一斉清掃、ボランティア団体との連携
(四万十川クリーン大作戦H4〜)
(マイリバー四万十TogetherH12〜)
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・ |
ゴミ固形燃料化施設を整備
(H8〜H9:梼原町と東津野村が共同) |
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・ |
生ごみコンポストの無料配布(H10〜:十和村) |
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・ |
廃棄物監視員(警察OB)のパトロール(H12〜) |
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(2)
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・ |
砂利供給(砂防ダムのオープン化) |
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・ |
自然の力を利用した観点での工法はできないか |
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(2)
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・ |
鋼製・コンクリートスリッドダム設置
(十和、梼原で設置済、東津野村で施工中) |
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・ |
既設砂防堰堤のスリット化改良(十和村) |
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(3)
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・ |
河川水辺の国勢調査を毎年実施
(直轄区間 平成3年〜:国土交通省) |
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・ |
国道439号改良前生態系調査
(H8年〜:高知県) |
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(4)
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・ |
四万十川の自然環境を維持し、将来へ継承 |
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・ |
広見川にも、ホタルが生息する自然環境は残っている |
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(4) |
・ |
流域上下流・各世代で連携
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・ |
いろいろな人の意見を集約し、未来に良いものを残す |
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・ |
人間中心ではなく、川の生物中心に考えるべき |
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・ |
禁漁区の設定、乱獲防止 |
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・ |
四万十川条例を住民サイドまで広めていくべき |
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・ |
自治体レベルでも住民意見を聴く機会を推進 |
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(4) |
・ |
四万十川条例を啓蒙、住民との連携
(四万十川条例 H13〜:高知県)
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・ |
国道381号等の既設モルタル法面緑化
(木の香る道づくり事業 H6年〜:高知県) |
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・ |
国道441号綱代のルート計画(トンネル化)
(平成4年〜:高知県)
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・ |
環境配慮型作業道の整備
(H8〜:大正町) |
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・ |
四万十川流域土木工事手引書を作成
(H11〜:四万十川流域土木工事協議会) |
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森林保全
に関する
項 目 |
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(1) |
・ |
森林を保全すべき
(広葉樹林、複層林化、間伐)
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・ |
公共事業化、基金の設立、間伐事業への補助 |
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・ |
労力(ボランティア等)の活用
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・ |
洪水・渇水時の両面での学術的解析を情報公開 |
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・ |
複層林の水量調査を高知大学と共同研究中 |
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・ |
針葉樹も手入れをすれば涵養効果がある研究結果あり |
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・ |
できるだけ山を壊さない林道整備
(尾根伝い林道) |
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・ |
放置された林道に活力を与える
(再整備) |
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(1)
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・ |
広葉樹植樹、間伐体験、講演等を実施
(H8〜:東津野、窪川、梼原、中村)
(清流の森づくりキャンペーン他) |
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・ |
間伐者に対する10万円/ha助成
(梼原町) |
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課題 |
課題に関する意見 |
課題解消に向けた意見 |
実施済・実施予定の解消方法 |
水量水質
に関する
項 目 |
(1) |
・ |
水質(濁り)悪化している |
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・ |
少ない雨で川が濁る |
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・ |
中筋川は下流へ行くほど水質が悪い |
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・ |
広見川は四万十川を汚す元凶といわれている |
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(1) |
・ |
生活排水浄化運動を実践 |
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・ |
生ゴミの堆肥化、廃油石鹸、台所排水ろ過 |
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・ |
新たな水質基準を設け、各地域で監視を行う |
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・ |
環境保全型農業に |
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・ |
水田代掻きの濁水を改善 |
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・ |
工事の濁水発生防止、工事用道路の復元を |
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・ |
農業廃水・合併浄化槽の高度処理化 |
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・ |
河川・林道工事だけでなく、森林の荒廃も原因 |
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・ |
広見川でも水質浄化を考えていきたい |
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(1) |
・ |
四万十川方式水処理施設の開発・設置(平成4年〜:高知県)
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・ |
無放流(循環型)トイレの整備
(平成8年:西土佐村) |
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・ |
流域13箇所で各種浄化実験を実施
(流域総合浄化プロジェクト H7〜:国土交通省) |
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・ |
清流基準設定への取り組み
(四万十川条例 H13〜:高知県) |
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・ |
水田代掻き排水の改善策を検討中
(西土佐村、JA、農業改良普及センター) |
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・ |
合併処理浄化槽設置推進事業
(H1〜) |
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(2)
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・ |
森林保全(広葉樹林化・間伐・保水力を高める) |
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・ |
佐賀堰堤からの水量を増やす取り組み |
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河川利用
に関する
項 目 |
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(1)
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・ |
親水性を持たせた河岸整備
(自然環境にも配慮) |
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・ |
河川利用のルールづくり
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(1)
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・ |
わんぱくプール
(平成10年〜:東津野村) |
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・ |
四万十川ルール
(四万十川総合保全機構) |
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・ |
四万十川条例
(H13.4:高知県)
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多自然型
川づくり
に関する
項 目 |
(1)
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・ |
コンクリート護岸は生物環境を悪化させる |
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(1) |
・ |
護岸・水路工事等は自然環境に配慮すべき
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・ |
過去現在を把握した植生管理を行うべき |
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・ |
近自然工法で鮎の捕れる箇所もできた(梼原川流域) |
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・ |
直線の水辺を曲線に戻す |
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(1) |
・ |
北川川、吉見川で近自然工法を施行済(平成6〜9年度:高知県)
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・ |
仁井田川を「魅州の國」をテーマに整備(平成12〜15年度:高知県) |
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・ |
直轄区間各所で多自然型川づくり実施(ふるさとの川整備事業:国土交通省)
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(2) |
・ |
赤鉄橋付近の局所洗掘は鮎産卵場への影響懸念 |
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(2) |
・ |
大学との共同研究を実施中
(H13〜H15:国土交通省) |
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