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過去にも繰り返し起こっているよ
 東南海地震と南海地震は、下の図に見られるように、江戸時代(1605年)以降、現在までの約400年間で4回起こっています。
江戸時代以降に起こった東南海・南海地震
(出典:「地震調査研究推進本部(2001年公表)資料」加筆修正)
 これを見ると、東南海地震と南海地震は同時に発生したり、先に東南海地震が発生してその後南海地震が発生したりしていることが分かると思います。なお、1707年に発生した宝永地震は、日本史上では最大級の地震と言われています。
 次の東南海地震と南海地震は、地震の大きさ(規模)を表すマグニチュード(Mj)で見てみると、
 ・単独で発生した場合、東南海地震がMj8.1前後、南海地震が
  Mj8.4前後
 ・同時に発生した場合、Mj8.5前後
と言われています。
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