▲目次へ
東南海・南海地震とは?
 四国沖から静岡県の駿河湾にいたる太平洋沿岸(南海トラフ沿い)の地域では、ここを 震源とした 大地震が繰り返し発生していることが知られています。南海トラフで発生する地震は、主に四国や紀伊半島が乗っている陸の プレート(ユーラシアプレート)の下へ太平洋側の海のプレート(フィリピン海プレート)が沈み込むことに伴って、これら2つのプレートの境界面がずれる(破壊する)ことにより発生します。
 「東南海地震」とは、南海トラフ沿いの遠州灘西部から紀伊半島南端までの地域で発生する地震のことを、「南海地震」とは、同じ南海トラフ沿いの紀伊半島から四国沖で起こる地震のことを言います。東南海・南海地震には大きく以下の3つの特徴があります。
(1) とても大きな地震であること。
(2) 必ず津波を伴うこと。
(3) これまで過去に100年〜150年間隔で繰り返し起こっていること。
    
▲目次へ