従来、ダムは、洪水調節、利水など主に下流地域の洪水被害の軽減や産業経済の発展や快適な市民生活のための利用に関心が向けられていました。
　２１世紀のダム事業・ダム管理においては、従来からダムに求められていた治水面、利水面の機能に加え、水源地域の自立的、持続的な活性化を図り、水循環等に果たす水源地域の機能を維持するとともに、自然豊かな水辺環境や伝統的な文化資産等を国民が広く利用できるよう、ハード、ソフト両面の総合的な連携により、バランスのとれた流域の発展を図ることが期待されています。
　こうした背景のもと、吉野川上流のダム群では、地域の住民団体や自治体、関係行政機関、ダム管理者が共同して、ダムを活かした水源地域の自立的かつ持続的な活性化を図るための水源地域ビジョンを策定しました。
　詳しい内容については以下のＰＤＦよりご覧下さい。

早明浦ダム

銅山川3ダム（柳瀬・富郷・新宮）