山鳥坂ダムブログ
実は最重要人物!?~山ダムを支える人たち~#12 新入船橋橋脚工事編
令和6年5月24日
皆さんこんにちは。調査設計課の笹木です。私は、今年の2月から当事務所でお世話になっ
ています。どうぞよろしくお願いします。今回は、ダムサイト上流で建設中の新入船橋橋脚工
事を受注している(株)大本組の木元さんにインタビューをしてきました。木元さんは、社会人
2年目の若手社員です。
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この新入船橋ですが、今の入船橋がダム湖に沈んでしまうため、ダムの水位が上がっても
大丈夫なようにとても高く設計されています。10名ほどで作業をしているそうで、取材日時
点で、橋脚の高さは10mほどまで出来ています。
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作業を行う際は、転落を防止するための墜落制止用器具を着用するということでしたので、
私も着用を体験させて頂きました。
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現場は、足場を使って上に上がって行きますが、橋脚がもう少し高くなると簡易エレベー
ターで上がるようになるそうです。土台の上に大きな鉄筋が複雑に組まれているのですが、
この鉄筋の組み立てに10日程かかり、そこへ型枠を組みコンクリートを流し込んで作りあげ
ていきます。この行程に1ロット(5.1m)で20日程かかるそうです。今回見学した橋脚は
最終的に約70mにもなり、この高さは全国的にも珍しい橋脚工事のようで、とても気の遠く
なる作業だと感じました。
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木元さんは、どのようにすれば作業がしやすいか、いかにきれいな物を作るか考えながら
日々作業をされているそうです。自分の思い描いた考えが作業にマッチした時に、とてもや
りがいを感じると話してくださいました。木元さんの休日の過ごし方をお聞きしたところ、
遠くへお出かけしたり、温泉でリフレッシュされたりしているそうです。これから暑くなる
ので、体調管理に気をつけて頑張ってださい!
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新入船橋橋脚工事については、当ホームページのリンクから確認できます!この珍しい
橋脚工事の様子を是非ご覧ください!
リンク先 → 山鳥坂ダム新入船橋橋脚工事
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