山鳥坂ダムブログ
河辺川の水のきれいさを水生生物を利用して調査!~『小中学生が水のきれいさを判定します。』~
令和5年6月22日
山鳥坂ダムの外山です。
6月7日及び6月9日、肱川中学校1年生20人、肱川小学校3年生8人、河辺小学校3人の生徒に協力してもらい、肱川の支川「河辺川(大洲市肱川支所裏の河原)」で『水生生物調査』を実施しました。
『水生生物調査』は、身近な自然とふれあうことで、環境問題への関心を高め、広く水環境保全の普及啓発を図ることを目的に、全国で実施しています。
調査方法はシンプルです。生き物によって、きれいな水を好む生き物、きたない水を好む生き物がいます。生き物の好む水質の違いを利用して、水質を4段階で評価します。(指標生物(29種)はこちら)
水質階級と指標生物
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当日の天気は、晴天!!
「冷たい!!」「わぁー!!」
と元気よく調査が始まりました。
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【写真1. 調査の様子その1】
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【写真2. 調査の様子その2】
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【写真3. 調査の様子その3】
「見つけたよー!!」「こっちにいるよ!」「あっちに行ってみよう!」と
仲良く水生生物を探す姿が、至るところで見られました。
調査を進めると
カワゲラや、ヒラタカゲロウが見つかりました。
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【写真4. 分析の様子】
「カワゲラと、ヒラタカゲロウ」を『水質階級と指標生物』で確認すると、
きれいな水(Ⅰ)の指標生物であることが分かります。
つまり、河辺川の水は、きれいな水です。
調査を終えて、
「最初川に入るとき冷たかったけど、気持ちよかった。」
「水中のいろいろな生き物を観察することで水質がわかり勉強になった。」
コメントからも分かる様に、小学生の環境問題への関心を高め、広く水環境保全の普及啓発がなされた様です。
肱川中学校、肱川小学校、河辺小学校の皆様、ご協力ありがとうございました。
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【写真5. 集合写真その1】
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【写真6. 集合写真その2】