山鳥坂ダムブログ
令和最初の「山鳥坂鎮縄神楽」が行われました。
令和元年8月28日
用地課の堀内です。
8月13日(火)、大洲市肱川町山鳥坂の岩谷小学校跡で「山鳥坂鎮縄神楽」が行われました。
昨年は平成30年7月豪雨を受け中止となったため2年ぶりの開催となります。
この神楽は、愛媛県無形民俗文化財に指定されており、岩谷地区で継承されている神楽であり、平成10年には英国ロンドンでも公演されております。
この「夜神楽」は、帰省された方々が集まって楽しんでいただけるように、という思いを込めて、お盆の時期に行われることになったそうです。
台風の影響で、お天気が心配でしたが、当日は晴天となりました。
大太鼓、小太鼓などの音がこだまする中、かがり火に浮かび上がる舞は幻想的かつ神秘的です。
夜神楽、一番の見せ場「大蛇退治の舞」です。真夏の夜、山里に響く太鼓の音に目を光らせた45mの龍が空から舞下りてくる場面は、迫力満点、観客もくぎ付けです。
大蛇が退治され、舞が終わると、大喝采でした。
私たちも夜神楽を盛り上げるために、自治会の皆さんのお手伝いをさせていただきました。
当事務所でも、水生生物とふれあえるコーナーやパネル展示を開設し、好評をいただきました。
最後は、餅まきが盛大に行われました。
岩谷地区の皆様が大事に守り続けている「山鳥坂鎮縄神楽」が、令和から次の時代へと末永く受け継がれますよう祈りながら帰途につきました。