![]() 第一次世界大戦時、鳴門市板東に収容されたドイツ兵俘虜たちが伝えた様々な技術や文化の記録を残すための記念館。当時、地元の人達との交流は多岐にわたり、とりわけ音楽面での活動には目を見張るものがあった。ベートーヴェンの交響曲第九番が日本で最初に全曲演奏されたのもこの地。昭和47年、元収容所近くに建てられたが、その後資料の増加などにより平成5年移築され生まれ変わった。ハイテクを駆使した館内では実物大の人形が30分おきに演奏を聴かせてくれる。展示物を見学していると、厚い友情の思いが伝わってくるようである。近くにはドイツ村公園や、ばんどうの鐘があり散策には最適。 |