四国8の字ネットワークとは
 四国の高速ネットワークは、平成12年3月に、4県の県庁所在地を結んだ「X(エックス)ハイウェイ」が完成し、 今後さらに四国東部及び南西部への延伸が進められています。

 しかし、徳島県南部から高知県東部にかけては高規格幹線道路の計画が無く、高速ネットワークの空白地帯になっており、 地域格差の解消や災害時等における道路の信頼性、また広域交流の促進を進めていくうえでの障害となっています。

 このため、高規格幹線道路を補完するよう徳島県南部から高知県東部にかけて地域高規格道路(阿南安芸自動車道)が計画されており、 この地域高規格道路と高規格幹線道路が8の字を描くことから、これを「四国8の字ネットワーク」と名付けています。



 四国8の字ネットワークは、四国が一つになり、自立し、発展していくために無くてはならない根幹的な社会基盤であり、 平成16年3月に国土交通省四国地方整備局等が策定した「社会資本整備に係る四国ブロックの将来の姿」に基づき、 四国東南部の高知東部自動車道と阿南安芸自動車道も含め、概ね20年後の概成を目標に整備が進められています。

国土交通省四国地方整備局 [TD20602]