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第1回 吉野川堤防強化検討委員会の開催について


 第1回検討委員会では、堤防の強化検討について
(1)討議内容及び工程
(2)河川堤防が破壊に至るメカニズム
(3)吉野川堤防の概要
(4)漏水実績と浸透対策工の実績
(5)侵食と対策工の実績
(6)耐震点検と対策工の実績
(7)堤防強化を進めていく上での課題整理
の上記7項目で堤防の現状及びその対策工の紹介と今後の検討委員会の進め方について審議しました。(審議内容は後日掲載予定)

討議内容及び工程
  委員会の開催予定時期を、全2箇年で年3回開催し、その検討内容の概要を説明しました。

河川堤防が破壊に至るメカニズム
  堤防が浸透・侵食・地震に対してどのような過程で破壊に至るのかを全国の事例をまじえて説明しました。




 


吉野川堤防の概要
  吉野川堤防の築堤経緯では、吉野川堤防は年月をかけ築堤されていることから複雑な構造であることや、過去の洪水に対する被災状況などの説明をしました。

漏水実績と浸透対策工の実績
  過去の漏水実績から、旧河道沿いに漏水が多く見られるが昭和41年以降(2期改修以降)は漏水の実績が少ないことや、その対策工について説明しました。



侵食と対策工の実績
  侵食に対する堤防の安全性は、平面形状により異なることから、空中写真から平面形状を分類し、侵食に対する安全性が低い箇所として、吉野川本川2区間、旧吉野川12区間、今切川5区間の紹介と被災の実績及びその対策工について説明しました。

耐震点検と対策工の実績
  過去の地震被害の紹介と、吉野川で地震に対して現在どのように対策されているか説明をしました。

堤防強化を進めていく上での課題整理
  吉野川の堤防の特性等を考慮したうえで、今後の検討委員会で検討しなければならない課題を整理し説明しました。