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第5回 吉野川堤防強化検討委員会の開催について
 平成18年2月2日にウェルシティ徳島(徳島厚生年金会館)にて第5回吉野川堤防強化検討委員会が開催されました。
  議題は、
1)第4回検討委員会の概要
2)第5回検討委員会の討議内容
3)強化工法の検討(浸透・侵食)
4)吉野川下流に被害を及ぼす地震
5)地震に対する徳島河川国道事務所のとりくみ
6)東南海・南海地震に対する堤防の安全性照査
について、討議を行いました。
  浸透・侵食については、第4回委員会にて提示した安全性照査結果に基づき、浸透・侵食の両面から効果を発揮できる対策工法の二次選定として具体例を挙げながら議論しました。
  その結果、堤防の安全性を優先しつつ自然環境や施工性・経済性といった面から総合的に対策工を実施していくことを確認しました。
  また、平成7年の兵庫県南部地震以降徳島河川国道事務所にて実施してきた堤防点検の結果に基づき実施した対策工及び対策範囲の紹介、及び今後30年以内に50〜60%の確率で発生されることが予想されている「東南海・南海地震」を対象として、地震時の堤防安全性照査区間の設定、検討の代表断面の設定方法について確認しました。
  今後は、地震時の堤防安全性照査に用いる解析手法を選定した後、確認した照査区間において、順次対策必要区間・対策工法を検討していきます。
 

第5回 吉野川堤防強化検討委員会