最新の人工衛星のデ−タと過去の地図を駆使して、江戸・明治・昭和の吉野川を再現 古地図や地形図に描かれた吉野川の流路を、最新の人工衛星のデ−タと重ね合わせてみると、時代ごとの変化が視覚的に把握できて興味深い。 ここでは江戸・明治・昭和の三つの時代の資料をもとに、それぞれの河道を再現してみた。 |
河道抽出に使用した資料 ■江戸時代 「阿波・淡路両国絵図」(正保三年、一六四六) ■明治時代 「明治二十九年陸地測量部五万分の一地形図」 ■昭和時代 「吉野川流域水害地形分類図」 |
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各時代の吉野川の河道をデジタル化するにあたっては、人工衛星デ−タの分解能が一ピクセル、二五メ−トル単位であるため、河道についても一ピクセルを二五メ−トルとした。したがって川幅が二五メ−トル以下の川については、川幅を二五メ−トルとして表示した。なお、森林や草地は赤系統、市街地は青系統の色で表現した。 |