10月6日(水)板野町の技の館
泉水庵で「川の自然」をテーマに吉野川流域講座を開催しました。申込者は、上板町松島小学校の4年生26名で、総合学習の一環として、「水を守る」をテーマに様々な勉強をしています。
生徒達は、小学校よりバスで泉水庵に到着するとまず水質検査(パックテスト)に使用する為に近くを流れている泉谷川で水を採取しました。
次に泉水庵にて、河川環境課長よりパワーポイントを使っての吉野川の水質の現状や、水質の調査方法、水質を守るためにできること等を説明しました。生徒達からの質問も大変多く、「吉野川にはどんな生き物がいるの?」「吉野川の水はどのくらい使われているの?」「ゴミはどのくらいあるの?」「国土交通省はどんな仕事をしているの?」等の様々な質問がありました。
説明後は外へ出て、泉谷川の水を使っての水質検査を実施しました。検査方法は、泉谷川の水とそれに醤油を少しだけ垂らした水をパックテスト(COD)を用いて比較しました。残念ながら期待どおりの良い結果は得られませんでしたが、生徒達は興味深そうに水質検査をしていました。
生徒達の感想は、説明内容については「絵や写真が多くよくわかった」という意見が多かった反面、「説明時間が長かった」という意見もありました。一番心に残ったことはパックテストによる水質検査の体験で、小学校の近くの川でもやりたいということでした。これからはふるさとの吉野川を大切にしたいという感想が数多くありました。
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