| 「コアジサシ デコイ(模型)設置」〜吉野川にコアジサシを呼び戻そう!!〜
平成18年4月8日、「コアジサシ デコイ設置」のフィールド講座を、阿波市西条の河原(西条大橋の上流)において、国土交通省、徳島県、吉野川交流推進会議及び日本野鳥の会徳島県支部の共催で実施しました。
今回のフィールド講座で設置するコアジサシのデコイは、約70名の参加があった3月25日のフィールド講座で、小学生とその保護者の方々に作っていただいたものです。
当日は、雲ひとつ無い絶好のお天気!・・・と思いきや、河原は大変な強風でした。
参加者の皆様は、集合場所からデコイ設置箇所まで、自作のデコイを手に15分程度の道のりを歩いて移動しました。強風の中、お疲れ様でした。
デコイの設置前に、河川環境・渓流アドバイザーの小林先生より、デコイの設置や河原の玉石で作るシェルターの作り方について説明をいただきました。
シェルターとは、コアジサシのヒナが、カラスなどの外敵から身を守るための隠れ場所になるもので、玉石を積み重ねて作ります。シェルターには、少し大きめの玉石が必要です。小さなお子様もがんばって作りました。また、小林先生にも、直接ご指導いただきました。
日本野鳥の会徳島県支部の方にも、デコイの設置についてご協力をいただきました。専門家の指導があると心強いですね!河原にデコイとシェルターを設置しました。本物のコアジサシにそっくり!?
デコイ設置の後は、2つのグループに分かれて野鳥の観察会を行いました。あいにくの強風で、普段よりも確認できる種類が少なかったようですが、町中では見られない野鳥をいくつか見ることが出来ました。
日本野鳥の会 笠井さんから、望遠鏡に収めた野鳥を見せてもらっています。どんな野鳥が見えるかな?
双眼鏡で、熱心に野鳥を探します。飛んでいる野鳥を双眼鏡で見るのは、子供達にはかなり難しかったようです。
野鳥観察会の後、日本野鳥の会徳島県支部の三宅支部長より、この時期に河原で見られる野鳥の紹介をしていただきました。この日確認された野鳥の種類は、強風という悪条件であったため、全部で13種類と少なかったのですが、普段は20種類くらいの野鳥が確認できるそうです。
−以下、確認された鳥類(13種)−
カワウ、カワラヒワ、トビ、アオサギ、ホオジロ、ツバメ、ヒバリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ミサゴ、イソシギ、ドバト、スズメ
フィールド講座終了後に書いて頂いたアンケートには、
「小林先生、三宅先生のご指導で、コアジサシの繁殖の環境についての理解を深めることが出来ました。」
「デコイ設置で、コアジサシが巣を作ってくれたら良いと思う。」
「いろいろな種類の鳥がいるのだなと、驚いた。普段あまり関心が無かったので楽しかった。」
といった感想をいただきました。
コアジサシのデコイは、このフィールド講座で設置した他にも、阿波中央橋下流の中州にも設置する予定です。今後は、コアジサシの渡来状況及び繁殖状況の調査を実施し、デコイの効果を確認する予定です。
デコイを自分たちの仲間と思い、多くのコアジサシが安心してデコイの周辺で卵を産みヒナを育ててくれることを願っています。
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