「明日の吉野川と市民参加のあり方を考える懇談会 -第十堰から始める新しい川づくり-」第 6 回 懇 談 会 資 料

 ■「共通のテーブルの議題についてのアンケート」のまとめ

 1.“多様な案”の前提となる、基本理念や計画条件について

内 容
基本理念 ●治水
・最も大切な事柄は人の生命・財産の流失であろうと思われる。その問題を第1番に考えるべきでしょう。今の現状をどのように変えていくか新しく計画を立てて実施するべき
・吉野川の(流域住民の)人の生命及び財産に災害が生じない、安全な管理を早期に構築する?ある。普通の理念と思う。
・流域住民の生命と財産を守る
・流域住民の生命の保障(絶対的安全)
・流域住民の財産の保障(絶対的安全)
・流域住民が安心して暮らせる
● 治水・利水
・ 治水・利水の機能を十分満足させる
・ 現堰を残し堤防補強を実施しても、現堰を撤去し新堰を作るこの両者どちらをとっても、後世で災害時に影響を受けるであろう地域に住む流域住民の方々が安心して暮せ、又、吉野川を利用し企業を営む方々が安定できて繁栄に繋がる様な案づくり
・ 命と安全、利水、治水−川を大切に
●治水・環境
・人命と環境の両立をモットーに。
●治水・利水・環境
・治水(洪水対策)、利水(水利用)、環境(自然環境、社会環境)の問題が解決されていること。(基本理念)
・ 環境、治水、利水その上に立ったものでなければならない
・ 基本理念についてはあくまでも人命尊重の精神である。例えば利水にしても人が生きていくための利水であり、治水にしても人の命と財産をまもるための治水対策である。環境問題にしても人間がこの地球で永久に生き長らえようとする運動である。
● 環境
・多様な環境条件を満足させる
・環境に配慮する
●その他
・イ:ウォーターフロント→× 可動堰
 ロ:自然環境→自然工法→ 現堰改築
   自然環境→生態系→ 現堰改築
   自然環境×←止水矢板使用←コンクリート堰
 ハ:工事費→水位計算・事業費積算の見直し→ 堤防補強
 ニ:治水→水位計算・事業費積算の見直し → 情報公開
・住民の安全第一と考慮してくれる日本国政府だが、多過の現状を見ると安心できないと思ってしまう。いったい「川」「河」て何ですか?本当のことが知りたいと思います。基本理念はここから生まれませんか。
計画条件 ●治水・利水・環境
・治水は現状より安全度が向上していること、利水は現状より安全度が向上している、環境は現状より大きな改変がないこと。
・治水、利水、環境の問題については、それぞれ科学、技術の専門的に行なうことが条件でなければならないと思う。それには市民参加が必要である。
・ 治水の計画条件:建設省が広報(高水流量、計画高水位など)
利水の計画条件:建設省がとりまとめ(取水量、取水位など)
環境の計画条件:今以上によい環境をめざして住民、行政・建設省、水利用者全員で取り組む
●吉野川全体の計画、あるべき姿
・ 吉野川全体での全計画が完成した時点を想定した計画
・ 吉野川のあるべき姿の具体的な差異を明確にする
● 開閉橋づくりか現堰補強かを選択
前提は大きく分けて2つ、1つは開閉橋づくり、1つは現堰補強、よい方を選択
● 利水の方法
・第十樋門北岸以北に利水権のある生活水工業用水権を考えるのであれば、樋門から上流に向かって導水路を造ればよいが貴重な清水を下に流すのはあまりにも無知過ぎる
● 一刻も早く
・ 国が目標を掲げている河川計画の条件をクリアし、且つ、流域住民の意見や提案も組み入れて、吉野川が生活に関係の無い徳島県民の方達にも納得してもらえる様な徳島の顔を一刻も早く作りあげる。
●老朽化に対する改修
・したがって本件の計画条件としては、現在の第十堰は老朽化しており、危険である。
それをどの様な方法で改修するかという事が前提でなければならない。
●模型による現堰の影響評価
・第十堰に関する今日の状況は単に対話不足といった表面的な理由によるものではなく、もっと本質的な点での出発点におけるくい違いにある。それは増水時における現堰の影響評価(堰のあるなしで、どこで、いくらの変化があるのか、ないのか)について共通理解がえられていない事にある。この点いずれが正しいかではなく真実は誰にもわかっていないのが真相である。堰の影響はバックグランドの影響の大きさをなおざりにしては意味がなく複雑な吉野川の中間にある堰の影響を単なる机上の計算などで予測しても単なる目安にとどまり数値で表現するには余りにも権威がない。これが今日の乱れを生んでいる。この状態では、いくら新しい構想、アイデア等出しても所詮「群盲象を撫でる」域を出ない。だれしも「ほんとはいくらの影響があるのか」知りたく思っているし又知る義務がある。ではどうするか。素朴にしてかつ重大な質問は直接川にぶっつけるべきである。「川の事は川に聞け」
-手 順-
1. 河口より30キロメートル位を当面対象とする。
2. .左右両岸堤防を含む内側の精密立体図面を測量作成する。
3. 一案として300分の1の精密立体模型「ミニ吉野川」をつくる。
  これは半恒久的水利研究施設とする。
4. ミニ吉野川は細長い水槽内にもうける。ただし極めて平面的なものになる。
  これはテストの前後に設計通りの状態を維持しているか確認するためである。
5. 特に堰の部分はワンタッチで堰のある状態、無い状態を繰り返し
  切替えられる状態にする。
6. 渇水状態から堤防をオーバーフローする迄各段階の水量を流す。
  大口の水の出入り口鮎食川の合流点 旧吉野川の分岐点にはパイプを
  通じ計量された水量をながす。
7. 各地点でのデータ取りはミリオーダーの精度を要するが定常流量を維持
  すれば技術的に可能と考えられる。
8. 得られたデータは本川におけるデータと比較する。不足の場合は一定間隔
  にポールを多数設置し増水時におけるデータ取りに備える。
9. この計画は予想される各種工事計画の基本調査として必要である。
10.この計画は完全な情報公開の許に多数の人の参加を歓迎するものとする。
11. 得られたデータにもとづき改めて最善、最良の案を多数の人々により
   討議すればよい。この場合いかなる案になろうとも将来に悔いを残す
   ことはないであろう。
基本理念や計画条件 ●早期着工
・可動堰はNOと決断されたので、現固定堰を多少下げてでも再構築し自然美を活かしたものにすると同時に現在、高潮時に危険とされる提体を、急いで嵩上げ補強せねばならない。この事や、着工切望されている事は、技術を多少でも心得る人であれば、知るべきである。市民20万人はそれを待っている(態度を見つめている)。
●治水・利水・環境・景観
・基本理念は流域住民の生命と財産を守ること。これが第1義。次には利水。これはわかりやすい費用対効果の説明方法を考える必要があるのでは。計画条件は、この基本理念を基本に、環境面に配慮(水質悪化、生態系、景観など)した計画とすること。
・治水、利水、環境、景観のすべてを満たすものでなければならない。
●土手の活用方法
・ 堰もさることながら、土手の活用・利用方法にも新しい感覚を取り入れる。
●情報公開
・ 計画・情報公開。
●まずワクをはずす
・ 「法律がこうなっている」「条例でどうだ」「専門家がどうだ」というワクをはずして、まず、どういうものがよいのかという、それぞれの発想を図に表してみる。
●新河川法の解釈を考える
1.新河川法についての解釈を考える。
2.そのうえで第十堰の姿はどうあるべきか、吉野川全体のなかでどう位置付けするのか話しあう。
3.生命財産を守るのは当然。景観も。
● 可動堰で進めたい
1.第十堰は可動堰で進めてほしい。
2.可動堰は洪水の時、堰を上げて水を排水出来る。日照りがつづき渇水の時は堰を下げてきれいな水をためる事が出来る。
●多様な案を探る
・多様な案を探りよりよい方法を

 2.“多様な案”を用意する方法について

内 容
方法 ●市民レベルのアイデア募集
・広く住民にアイデアを募集する(マスコミに掲載してもらい)
・市民レベルだけに限定募集は良くない。
・ アイデアの募集も一般県民からするのがよい。
・ 市民に募集して出てきた案を競う。(専門家だけでは危ない)
・ 専門家レベルで可能なアイデアをすい上げる。
・ 固定堰か又は新たな可動堰か市民の多くからアイデアを募集
●広く一般公募
・全国及び外国等、幅広く一般公募(建設的なもの)する。
・応募の方法は問わず、色々な手法で一般公募する。提案者は住居や資格は問わないが、徳島で開催する公開公聴会で意見発表をできる者とする。
・ 一般県民より募集するのがよい。
・一般募集ではいろいろな賞を設け表彰する
● 専門家レベルのコンペ(設計競技)
・ 専門家レベルのコンペ(設計競技)。一般の人に分かりやすいものがよい。レベルの高いものでは一般の人になじまない。
・ 我々には限界があり専門家レベルのコンペ。
●市民レベルのアイディア、専門家レベルのコンペ(設計競技)
・ 市民レベルのアイデア募集、専門家レベルのコンペ(設計競技)については、すべてぜひやるべき。
・県、市、地方自治体連盟の広告ならびに新聞、放送メディアを借りて募集期間を決める(3カ月程度)。専門家のコンペはその後でよい(方向付けが先)
・20案から投票で5案程度にしぼり有償の指名コンペを行い、最終案を決定
● 建設省も検討する
・ 建設省も可動堰以外の固定堰案を考え直す。
・ 建設省の工学者が専門分野で検討を重ね吉野川に合ったより良い方法を一日も早く見つけること。
●一般アイディアと専門家を組み合わせ
・ 一般アイデアと専門家を組み合わせ、具体的な計画書と模型を有償で依頼(20案程度、1案あたり20万円)
●建設省、市民団体が別々に案を作成する
・建設省も住民団体も別々に案を期日を設けて作成する。この場合、双方共複数案出てくると思われるので、締め切り後、相互に持ち寄り、似ている案等は統合して1つにしたりして作業を進める。但し、建設省が出してくる案の中には費用を出して外注するコンサルタント設計の物も含まれてくるであろうが、もしも最終段階でその案がボツになった時にその会社の信用問題等も懸念されるので、配慮を願いたい。それが不可能ならば、アイデア募集の作業を住民団体でしてもらい募集期間終了後、下記方法で選定する。
多様な案の内容 ・現在既に3〜4案位あると思う。1.現堰を今のままで、壊れれば修繕する、2.現堰を補強する、3.現堰を残し上流に堰を作る、4.可動堰
・多様な案も大別すると開閉橋か現堰補強か
・私は可動堰が最大の案であるので進めてほしい。多くの案を出してもだめ。会合ではよく代替案を言うが、代替は大洪水の時には大水の際には何の役にもたたないと思う。可動堰は最大の案です。よろしく。
その他 ・奇を衒う“多様な案”にまどわされる。むやみに“多様な案”を募集すべきではない。世論を湧かせるだけのことと思う。
・あくまで優秀な技術者がそろっている建設省の職員はなぜ懇談会メンバーや集った市民にムダな問いかけをいつまでもするのか?沈黙を守らずに方向が決まったのだから独断で可動堰以外の案でなんでもいい。前むきでやってほしい。4億円は貴重な市民の税金ではなかろうか?
・ 技術面、環境面、安全面など総合的に設計。
・買収用地、事業費などの具体的な条件を提示
・ 多様な案からアイデア、指向を探る
・ 吉村さんでお願いする。
・ 堰建設前提に向ってただ急いでいる姿が気になってしまう。先入感かも知れませんが堰は作らなくてもいいのと違うかと次第に思えてきた。

 3.その案を評価する方法(誰がどのように)について

内 容
評価する委員会の構成 ・流域住民の意見を1人1人聞くのは困難であり、できればこの会で各代表機関の選定を行い、代表者は各機関で決定してもらう等の方法はどうでしょうか。
・ 市民有志と技術者、行政が対等になるよう構成する。
・ 流域の各種関係団体、専門家を交える。吉野川懇談会10名委員、第十堰を守る会等。
・ それぞれ同数の委員が必要と考える。
・ 市民グループ、懇談会のメンバーより構成
・ 建設省、住民団体から妥当と思われる人、それぞれ4名程度(但し、同数)。それと、学識経験者3〜5名(但し奇数名)により構成
・ 現委員で進行すべき。意見の相違があるから多くの委員を集めても話はとても前進しない。
・ 評価する委員の構成については、この問題は専門的な知識を必要とするため、委員の半数程度は大学の先生を含む専門家から選び、残りを関係自治体から、それぞれ1名程度とし、つぎに第十堰に反対する市民団体、賛成する団体、中立の市民団体からそれぞれ1−2名とし建設省から若干名の総数20−25名程度がよい。
・ 委員は順に回転していくのが面白い意見や指導や方法、案が出ると思います。役員や委員の肩書きを要求する人もいるけれども。
評価する委員の選定方法 ・ 技術者、専門家は、その個人の考え方、実績をオープンにして選定。行政は首長、市民団体は反対・中立・賛成より平等に。
・ 吉野川懇談会が委員を選定する。
・ 賛成、反対、(中立)それぞれの立場から大学教授などの委員を推薦してもらう。
・ それぞれのグループより互選する。
公選された委員と関係機関の代表委員(自治体首長、利水代表者、市民団体など)
流域住民からの公選および公選された関係機関
市民代表および専門家による評価
評価はあくまでもこの会でやる
大学教授とか他はだめ
・ 官公私(大学の土木工学、機械工学)教授の専門家に依頼すればよいと思う(やはり11名の奇数で最後には投票も)
評価する方法 ・公開で各案を比較検討する。
・行政、専門家、円卓に参加した各種団体、建設省に、同数の吉野川懇談会より委員を送り、構成する。
・公開公聴会で次の懇談会メンバーが提案者から提案説明を聞く。このとき質疑応答も行う。その後、計画条件に合致していないものは不採択にしたうえで、類似性のあるものを分類整理する(一次審査)。 概略案ができた後、専門家による技術評価を受ける(二次審査)。専門家による二次審査を受けた案について利害関係者、市町村、県の意見を聞く(各自治体の意見集約の方法は各自治体にまかす)。最終の決定は、議論をつくしたうえで、責任のある建設省が行う。
・建設省が責任を持って選ぶ。
・懇談会のメンバーと中立公正な第三者(または、反対・賛成の立場の違う専門家)が、各々の理念に基づいて判断し評価する。
・ 互いに相手の言い分を良く聞き、批評する。公開とし、市民全員が判断できるようにする。
・ 専門分野の技術者と各層代表者との話し合いにより最高の方法を見つけ出し即実施に移す。
評価の基準 ・ 全体景観については、県民が評価。案についての投票や意思表示。
・ 人の生命、財産を完全に守るものがよい。
・ 基本理念、計画条件を満たし、経済的にも従来案と比較して安価である事
・ 評価の基準についてはまず安全性、建設費の経済性、実現性、その上利水、治水の面で十分と判断される事。
その他 ・全てを満たすものはできない。
・運営面で、一般の人が傍聴できる様、評価委員会開催時は別室にモニターを設け視聴できる様になれば、密室で閉鎖的にならないのでその様にして欲しい。そうすればマスコミも報道が偏る様な事に繋がらないのではなかろうか。

 4.案づくりに流域住民が参加する方法について

内 容
計画条件づくりへの参加 ・計画条件づくりへの参加については、吉野川懇談会のメンバーで行う。→認知される努力が必要。
・流域住民も幾つかの意見を持っていると思います。計画の段階で内容を良く知ってもらい、 意見を出していただくのが良いと思われる。
・ 計画条件づくりへの参加・・・流域市町村より選出する。
・計画段階からの市民参加。
・計画条件づくりでは環境問題や評価委員の選挙に参加する
案づくりへの参加 ・案づくりへの参加については、一次審査後、分類整理された案を理由を付して、県民に情報提供し、意見を聴く(肉付け、改良点、反対意見等)。あわせて案づくりのワーキンググループを募集する。提案者、ワーキング応募者、コンサルタントでワーキンググループをつくり概略案をつくる。(メンバーは進行役として参加)
・船頭多くして船山に登る恐れあり。案づくりはプロに、チェックは流域住民も参加する。
・案づくり・・・流域市町村より選出する。
・案づくりでは一般公募に参加する
評価への参加 ・「原堰維持改築案」と「代替案」で投票したらよい。
・専門家レベルのコンペの結果について再度流域住民の意見を聞く。(意見を聞く方法としては、マスコミなどで公表し、メール、ファックス、ハガキ等で受け付ける)ことが考えられる。
・選択段階・・・流域市町村の長、議長を含む市民グループ、懇談会の代表とする。
・評価委員の選択に流域住民が関わる
その他 ・流域住民全員が、堰に目を向け、参加しているという認識をもってもらうため、アユのつかみ取り、スイカ割り、宝さがし等、イベントにて盛り上げ、アイディアに懸賞をかけてもよい。
・情報公開(文書の公開、情報の積極的な公開、周知)
・全てをオープンにし、自主運営を原則とする時間等の制限をせず自由に数日にわたり話し合う。
・人体の手術を「どうするこうする」と言うに等しく、大変むずかしいのではないか。
・シンポジウム、公聴会、情報を公開し文書又は、口頭で意見を求める(県内外関係団体などから)。ホームページ、Eメールなどで意見を求める。
・ 計画条件づくり、案づくり、選択段階、どれにも参加できるのがよい。
・流域市町村、関係団体の代表、住民代表の参加。
・ 情報公開の??を図ること。
・「第十堰みんなの会」では、6月11日に青少年センターで市民参加のワークショップを計画している。それへの資金援助はどうか?
・建設省・県の会への対応はいかなるものがあるか?
・町内会を通じて責任を持った人を集める
・漁業組合の人にも入ってもらう
・アンケートをとる
・パンフレットで周知する
・多少の費用はかかるがどこか適地に「吉野川ふれあいハウス」みたいな建物を作って、そこに訪れる人々が自由に出入りできて、ワークショップなどを開催する時には告知し、オープン的なスペースを設ける。そこには、荒川の博物館の様に吉野川の歴史図書や模型、小型水槽を置いて、地域住民の交流の場となる様設営する。そうすれば、おのずといろいろな展開がうまれてくるのではなかろうか。
・今までに相当の時間をかけて審議をしているので審議会の意見を尊重すべきである。審議会では満場一致で可動堰を可決しているので早く着工して流域住民を安心させてください。
・できるだけ早い段階から参加してもらい内容を理解し,議論して納得してもらう必要がある。最近の市民運動の大半は自分達は知らなかった、こんな事を勝手に決めて、これは押しつけだ、けしからんとなる、まことにややこしい。最近までは、国がやる事はあたりまえの事であり、実質面で良くなればありがたい事であったが今は実質的な面を、考察しなければならない時代のようだ。
・一般市民によびかけてこの会の運営委員と共に参加検討
・今1つ市民の関心が薄いように思う。選挙と重なり関心はもう1つ外に出てしまう。堰は賛成だが税金の増は困ると?全ての〜づくりに参加を呼びかけるのも1案。繰り返すのみだろう。

 5.共通のテーブル自体の運営方法について

内 容
構成 ・賛成団体及び反対団体から各々5名程度、一般公募10名程度。(吉野川懇談会参加者の再応募可能、年代別、年代別、男女別、地域別バランス必要)
・どの団体にいようとも各人数については同数とし、問題のみを話合う。
・その時その時にメンバーで決めれば良い。
・構成は、関係行政市町村、関係ある団体、第3者(専門家、マスコミ、ジャーナリストなど)。
・多様な案を出すために共通のテーブルにつく必要があるが、市民グループや懇談会の出席者はそれぞれ同数に近いのが良い。
・1テーブル10名以内で3テーブル程度
・流域市町村・○○会と称する会、吉野川懇談会代表委員
・10人程度が望ましい。
・10名程度
・10人以上50人未満(賛成派・反対派・中立派と思っている人すべて含めて)
・現の委員の数でいけるのではないか。多くの数をふやしても混乱するだけです。各テーブルより1名でよい。現在の進行でよいです。
・ 反対の市民団体、賛成の市民団体、中立団体から、それぞれ4名程度、流域の市町村から1名づつ、建設省、若干名の総数20名程度。
・ 中立、公平な第三者、数名と運営委員
・ 人数構成は適格と思うが最初に決定したグループのまま進行すると片寄ってしまう。
運営の原則 ・参加者によって多少動くものとするが、早く吉野川懇談会で手順を決めて示しておく必要がある。
・運営の原則は、自由な発言、相互立場の尊重(ヒナンしない)、上下流域の人々への配慮(広い立場から考える)、徹底した議論、合意づくり、データ重視、感情抹消。
・まず、より良い方法、より良いもの、県民に支持されるものを作るという理念を持ち、お互いが歩み寄るという意思を持って参加し、結果が出るまで話し合い、途中で逃げない。
・ 共通のテーマ、中立的。
・全員出席、公開
・ 従来の主義主張を強く表面に出さない人。
・ある一定の期間を決めた会議が望ましい。
・自由、公平、わいわいがやがやと運営する
・ 最初に運営の原則として物事の決定は無記名の投票で決めることを確約し、構成員は誓約を差し出し、これにはルールに従う者が構成員である旨を計り実行に移す
・ 共通点を見出す為にもワークショップ手法を採用。又、このテーブルも公開か、別室モニターを設け、視聴可とする。
・ 運営面で、一般の人が傍聴できる様、評価委員会開催時は別室にモニターを設け視聴できる様になれば、密室で閉鎖的にならないのでその様にして欲しい。そうすればマスコミも報道が偏る様な事に繋がらないのではなかろうか
・ 運営については、全員一致を原則とするが、どうしても決まらない場合は多数決もやもえない、進行役は県外の部外者、あるいは県内の中立的な人がのどちらかが良い。
進行役 ・進行は吉野川懇談会で煮詰めたものを持って進行にあたる。
・ 吉野川懇談会から数名が進行役になる。
・ 参加者から選ぶ
・進行については、議長団をつくる。
・進行役は委員で協議し決定。
・ 第3者でよい。
・市民、学者のアドバイス。
・ 吉村さん(現在のところ)
・ 吉村さんにもオブザーバーとして参加してもらい、進行役をしてもらう。
・総合司会は吉村氏がよい。
・吉村さんに依頼しよう、ただし、これについても構成員に計る
・ 一番悩むのが建設省側から提案するなら吉村さん?しかし住民団体の意見を聞いてから判断すべきではないでしょうか。
・ 進行役は委員としている人でいいと思う。
その他 ・ 今までの経過では共通のテーブルにはつかないだろう

 6.その他議題にした方が良いと思うこと

内 容
● 情報公開
・ 情報公開水位計算の全て及び、コンサルタント名。代替案に対する事業費と工期の計算根拠の全て。
● 日本国内の大河川について
・日本国内の大河川がどのようになってるかを学ぶべきであろう。(吉野川だけが特別なものではないだろう)
・ 各団体のどの部分が全体の話題になるか、何が何でも反対という団体は話しにならないがどんなにするべきか?
● 県や建設省の姿勢
・ 嘘のパンフレットを配布したり、誤大なデータで不安をあおっている県や建設省の姿勢を議題にしたい。
● 土手の活用方法
・土手に対する新しい理念、活用、利用について
 徳島をはじめとして、川の流域平野を中心に町が形成されている場合、上流・下流の移動に土手を道路に活用することは、有効的な手段である。現に一部利用されているが、建設省の管理道路を開放して、土手を4車線にすれば、徳島の交通体系はスムーズになる。
 また、土手の内部や斜面に農業用水路を併設すれば、建設費が大幅に縮小される。他、もっとあり・・・
● 現堰に対する今現在の対応
・今現在、堰をどうするのか。現在第十堰の傷んでいることへの対応は応急的にすべきでないのか。洪水防止なら、アカメヤナギの木を切るなど、利水のためにはえぐれて危険なところは修理するなどして、堰のこれ以上の損壊をなくすようにすること等。
● 嵩上げ拡幅について
・堤防のかさ上げ及び幅を広げるだけではだめです。現在の堤防は石及び砂の上に築堤しているので漏水は防げない。
● 渇水時対策
・世界的高温度対策に大雨が降る兆候が多分ある。渇水時対策。
● 堰についてもっと知る
・ 議題とはいえないが、堰についてもっと知る必要がある。理論的には建設省の可動堰案が良いと思うが、実際には目に見えないので理解しにくい、可動堰についてはなにも徳島が始めてではなく、こうしたすでに完成している所の実情なども見学する機会があれば理解が早い、したがって見学会も計画すべきである。
・ 1.早く委員の人で現地視察し第十堰の実態を見る。2.洪水の時堰上流と下流の水の高さを調べる。3.大洪水の時の地震対策。4.洪水の時の堤防強度対策。
● 反対意見者と意見を交わす
・ 反対意見者と同席して頂き、前向きに意見を交わす。
● グループ討議のあり方
・現在のグループ形態は方式としては意見がまとまりやすいと思うが同じ人達と長時間いると考え方が統一化してしまい安易な考え方に傾く傾向にあるように感じてる。

 7.「かわら版」について

内 容
● 代替案の考察があってもいい
・ 計画条件、設計条件を兼備した建設計画に対して代替案の考察があっても良いと思う。
● 全面的情報開示
・建設省が本気で代替案を望む気持ちがあるのであれば、全ての全面的情報を開示することが望ましいと思われる。
● 一般読者の意見は?
・ 一般読者の意見を聞いては?良くできていると思う
・ よくまとめられていると思います「かわら版」などを通じての一般の方々の反響は如何ですか。
● 読みやすい
・読み易いし良くまとまっていていいですね。ページはこれぐらいでいいと思います。
・ 良いアイデアです。現在でよいと思います。
・内容、ページ数とも満足できる。懇談会の??
・ 今まで外から見ていてよくわかる。当分は今のままでよい
● 現状のまま
・ 現状のままでよい
● 若い知能知識を感じる
・ さすが若い知能知識だと感じてしまう。今回集合している人達は高齢者が多いため、かわら版的物は作成するチャンスに恵まれた人が少ないのではと感じている。
● 簡単明瞭に
・ かわら版は二ページまでに、簡単明瞭、できれば図版、統計などをいれる。
・ごちゃごちゃ難しいことを書いても読まない
● タマムシ色
・タマムシ色
● 配布に力を入れる
・ 現在のかわら版でよい。もうしばらく続けよう。賛成、反対の方も目を通していると思うが、余部を設けて各市町村、コミュニティーセンター等に配布する
・紙面は良くなっているので、配布、PRに今後力をそそぐ必要がある。
 委員に各10〜20部あれば、仲間に配ることも可能。
● 強化・増大
・マスコミが正確に内容を報道していない現状では、かわら版の役割は大きいと思うので、少しづつ内容の強化と増大を計るべきである、そのためには原稿を広く募集するのも、ひとつの方法であるが、逆効果の場合もあるので慎重を要する。今のところ、せっかく作ったかわら版であるから出来るだけ多くの人に読んでもらえるよう、発送先を拡大する必要がある、関心のある個人や、関連企業には全部発送するなど。