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吉野川シナダレスズメガヤ対策検討委員会
第3回検討委員会の開催について
設置主旨

 近年、吉野川の河原において外来種であるシナダレスズメガヤ(英名:ウィーピングラブグラス)が急激に繁茂してきている。
 外来種の中には、在来種の排除による生物多様性の低下や河原の微地形を変化させるなど、環境面や治水面への問題を引きおこすものも確認されており、シナダレスズメガヤについても同様の恐れがあります。

 このため、シナダレスズメガヤの基礎的な資料を得るとともに、河川環境に与える影響など問題点を把握し、試験的な対策やモニタリング調査などを実施しながら、その対策を検討することを目的に「吉野川シナダレスズメガヤ対策検討委員会」を設置しました。

 ■第3回検討委員会の開催について
 1.実施日時 :平成17年3月4日(金) 10時〜12時

 2.実施場所 :ホテル千秋閣 7F鶴の間 徳島市幸町3−55

 3.検討内容 :今年度の調査結果について
         来年度の調査計画等について

 4.会議の公開:会議については、一般公開で行います。
         傍聴希望者は、会議開催の30分前までにお集まりください。
         なお、傍聴席は20席程度用意していますが、傍聴者多数の場合は抽選となります。

 
平成17年2月25日

国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所

問い合わせ先
    国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 
      副所長(地域)              (内線206) 
      河川環境課長   TEL088−654−9176(直通)
 
 
 
吉野川シナダレスズメガヤ対策検討委員会
これまでの検討経緯


■第1回検討委員会
 平成16年1月15日
 現地視察及び現状の問題点と課題への対応等について検討。

■第2回検討委員会
 平成16年3月5日
 シナダレスズメガヤ試験施工について検討。

■試験施工事前調査
 平成16年4月27日〜5月14日
 実施内容:植物調査、鳥類調査、河床材料調査
 試験施工にあたり、シナダレスズメガヤの侵入状況や河床材料のデータを収集するとともに、貴重植物や、鳥
 類の繁殖行動の確認を実施。

■試験施工
 平成16年5月14日〜6月4日
 重機によるシナダレスズメガヤの抜き取り、表土のはぎ取り、樹木の伐採による試験区の造成。

■第1回吉野川現地(フィールド)講座の開催
 平成16年5月29日
 テーマ:「吉野川の外来植物対策」
 内 容:試験施工地の見学、シナダレスズメガヤの抜き取り体験等

■試験施工直後のモニタリング調査
 平成16年6月16日〜23日
 実施内容:河床材料調査、鳥類調査、地形測量

■夏期モニタリング調査
 平成16年7月14日〜24日
 実施内容:植物調査、河床材料調査、地形測量
 7月14日は検討委員会の委員による現地調査を一般公開で実施

■秋期モニタリング調査
 平成16年10月13日〜12月14日(出水による中断有り)
 実施内容:植物調査、河床材料調査

■公開モニタリング調査
 平成16年11月9日 実施内容:植物調査

■その他
 これまでの調査経過等については、徳島河川国道事務所のホームページをご覧ください。
 URL http://www.toku-mlit.go.jp