<参考資料> 調査結果概要(調査結果レポートの抜粋) 【申込み及び参加の状況】 調査当日(7月20日)は、夏休み最初の日曜日であったことから、ご家族で 参加された方も多く、0才の子供さんから78才の方まで、約470名もの多くの 方々のご参加をいただき、延べ約970地点において、調査が行われました。 □当日の参加状況 ![]() □参加者数、調査地点の推移 ![]() ※1回目:平成12年7月30日 2回目:平成12年10月29日 3回目:平成13年7月20日 4回目:平成14年7月20日 今 回:平成15年7月20日 【皆さんの調査結果から見た吉野川の現状】 □降雨の影響で水の濁りが見られた。 今年は、梅雨前線の影響で、吉野川流域の多くの地点で水量が多く、水 の濁りが確認された河川が多くありました。 また、通常水量が少ない支川などでは、水量が増えたため水質が改善さ れた地点もありました。 □CODで見る水質は昨年とほぼ同じ状態でした。 皆さんの調査結果から分かった吉野川の水質では、昨年と大きく変化した 地点は見られませんでした。 ただし、呼びかけ機関が実施した過去の調査結果との比較では水質は全 域的に良くなっている傾向がみられました。 □下流域の支川が汚れている状況が見られた。 吉野川の下流域の支川(興源寺川、沖ノ洲川、田宮川、新池川、正法寺川 など)では、過去の調査結果と同様にCODが8mg/l以上の地点が他河川に 比べ多く報告され、引き続き汚れた状態となりました。また、このような河川 では、水量が少ない、あまり水が動いていない、生活排水などが流入してい るなどの報告があり、植物プランクトンの増殖に起因すると思われる水色異 常(茶色、白濁)の報告もありました。 □多くのゴミが確認されました。 過去の調査でも毎回、多くの報告がありますが、今回の調査でも多くの河 川でゴミが確認されました。確認されたゴミの多くは、ビニール袋、ペットボト ル、空き缶など生活から出るものが大半を占めています。 【昨年と今年の水質の比較】 水質調査は、国土交通省や水資源開発公団、地方自治体等が決まった地 点について継続的に調査を実施しています。継続的に調査を実施することに より、同じ地点で昨年と比べて水質が良くなった、または悪くなったと評価で きます。 この呼びかけ機関が実施した調査は、皆さんに調査して頂いた7月20日 の同日、同時間帯において代表的な40地点にて、採水・分析を実施しまし た。結果は、別図及び別表に示しています。 以 上 |