シナダレスズメガヤ

シナダレスズメガヤ
イネ科
学名:Eragrostis curvula
英名:weeping lovegrass

特 徴

生活型:多年生草本

原産地:南アフリカ

確認年代:戦後、斜面の土止めや緑化用として導入され、その後分布を拡大した。

形態:草丈60〜120cm。大きな株となり、葉身は長さ40〜60cmで、乾くと上方に巻く。

生育環境
:野原や河原に生育する。
鬼怒川の砂礫質河原における調査では、カワラヨモギ、カワラノギク、カワラニガナ等の河原固有植物の分布の中心といえる砂質、あるいは礫質(沈み石)の基質において、出現頻度が高い傾向が見られる。

「河川における外来種対策の考え方とその事例」より
(発行(財)リバーフロント整備センター)

吉野川におけるシナダレスズメガヤの状況(一条南橋付近において平成15年撮影)