いつも、吉野川ファン通信『ふる〜ぶ』をご愛読いただきまして誠に有り難うございます。
2000年1月の創刊以来、読者の皆様に親しまれておりました『ふる〜ぶ』ですが、諸般の事情により、
2009年5月号をもちまして、休刊することとなりました。
創刊から約10年間、読者の皆様に支えていただき心より御礼申し上げます。


  2000年1月から、始まった吉野川ファン通信『ふる〜ぶ』。いつのまにか、9年と 4ヶ月の月日が過ぎました。ふる−ぶとは、フランス語で海にそそぐ大河のこと。意 味が吉野川にぴったりだし、響きのやさしいこの言葉をタイトルにしよう!編集部 ふたりで決めたことが始まりでした。それ以来、毎月吉野川のひと、まち、自然、歴史、 風景などの魅力を伝えてまいりました。

 土筆が顔を出し菜の花の咲く春、滔滔とした水をたたえ、夏の日差しを浴びてきら きらと輝く吉野川と竹林、鮎が飛びはね、潮干狩りのできる吉野川。吉野川の季節のう つりかわりを、一番に感じることができるのは、私たちの大きな楽しみのひとつでした。

 そして、なによりの喜びは、取材を通して流域の多くの方々と出会えたことです。 最近では、インターネットやメールの普及で、お互いの顔を知らなくても、原稿を作 成できるような時代になってきました。私たちが大切にしてきたことは、人との出会 い、つながり。流域に出かけて、人々と出会い、生の声を聞き、紙面にするということ。 これは、創刊よりずっと続いてきたことです。取材を通じて出会った吉野川を愛し、 ふるさとを愛する多くの方々や吉野川に畏怖の念を抱きながらも、いつも吉野川が 身近にあった人生の先輩たちなど、多くの出会いは、私たちの宝というべきものです。

 読者の皆さん、取材にご協力いただきました皆さん、イベントなどで ふる〜ぶに関わっていただきました多くの方々に感謝申し上げます。

 編集部2人も、これからは吉野川ファンの1人として、何かの形で活動ができれば と思っております。読者の皆さん、これからも吉野川の応援団でいてくださいね。あ りがとうございました。


              ふる〜ぶ編集部 川西洋子 薮田ひとみ


今後のふる〜ぶ全般についてのお問い合わせは、徳島河川国道事務所地域連携課までおねがいします。 また、ふる〜ぶのバックナンバーや今までの活動についてはHPをご覧いただきますよう、お願いします。
■お問い合わせ先
徳島河川国道事務所 地域連携課 088-654-9175
088-654-9177


VOL.54(2004年8月号)
板野郡藍住町藍の館
吉野川の恵みにより発展した藍。吉野川体験隊ではさまざまな流域の伝統産業等を体験しました。ふたり仲良く藍染にチャレンジしました。
大具の渡し跡で。9年間の編集部のパートナーであるふる〜ぶめいとリーダーの皆さんと記念撮影。(写真は2005年10月30日撮影)
7回開催した吉野川の野草を使った野草料理教室。ふる〜ぶめいとリーダーに講師となっていただき、多くの方々に参加していただきました。
(写真は2002年3月7日撮影)

VOL.9(2000年11月号)
「吉野川で何をして遊んでいましたか?」の取材で、石井町藍畑老人会のみなさんに吉野川の竹を使って竹細工を教えてもらいました。