ふるーぶ日記

「堤防漏水対策工事」

昼近くからは、ぽつぽつと雨が降り出し、午後からは本格的な雨となりました。ずっと取材の1日でしたが、この日の午前中は、柿原堰と上板で漏水対策工事を見てきました。

国土交通省徳島河川国道事務所では、出水期に備えて、堤防の漏水対策工事を行っています。漏水とは河川の水位が上がり。その水が堤防の裏や居住地側に噴きだすこと。この漏水が起こると堤防自体が弱くなり、破堤を引き起こす原因となります。漏水対策工事は住民のみなさんの安全を守る大切な工事です。

漏水には、川の水が堤防の中を通る堤体漏水と堤防からではなく、堤防基礎の地盤から水が吹き出す基盤漏水があり、それぞれにたくさんの工法があります。この日は、様々な工事の様子を見ることができました。私たちの安全は、こうして守られているのですね。

(川西洋子・記)

堤防の基礎に砕石を敷き、強度を強めています。

 

堤防に敷かれている遮水シート

 

シートはブロックで押さえられ土がかけられます

 

完成するとこんな感じになります