先日の取材でお邪魔した四国中央市は、紙生産が基幹産業。町のなかには、大手紙工場が立ち並んでいます。ダムの取材の帰り、四国中央市妻鳥町にある愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センターを訪れました。ここでは、愛媛県の紙産業の特徴や歴史、ハイテク素材として進化する紙、環境と共生を考えた紙産業の取り組み、伝統工芸としての紙など、さまざまな展示によって、紙のすべてを知ることができます。なんと紙でできた畳表の展示もされています。
また、生活のなかの紙のコーナーとして、人が一日どれくらいの使うのかも知る展示もあります。紙は、再生すれば、あたらしく使える資源。大切に使いたいものですね。
手漉き和紙や、水引細工体験などもできますので、紙の勉強とともに、楽しめますよ。(川西洋子・記)