ふるーぶ日記

「コアジサシがやってきました」

徳島河川国道事務所の吉野川現地フィールド講座で絶滅危惧U類に指定されているコアジサシを吉野川に呼び戻そうと、コアジサシの模型であるデコイ作りを行い、吉野川に置きに行ったところまでは、お伝えしました。

自分の作ったデコイそばに、コアジサシが来るといいなぁなんて思いつつ、時を過ごしていたのですが、その後の経過を観察している徳島河川国道事務所の河川環境課の担当者の方にお伺いすると、5月2日より、コアジサシが飛来しているとのことで、編集部も行ってきました。

場所は上板町。行ったすぐは、しばらくこなかったのですが、双眼鏡でのぞいていると、次々とコアジサシが飛来してきて、舞い降りていきます。多い時は、10羽ぐらいが確認できました。まだ、営巣は、確認出来ていないようですが、この様子だと巣作りも期待できるのでは?と勝手に思いこんでいる編集部。本当にそんな日がくることを祈りつつ、現場を後にしました。

でも、川のそばにたち、双眼鏡をのぞいているツバメ、ミサゴなどいろいろな鳥が飛んできました。鳴き声も聞こえました。皆さんも、時には吉野川で鳥の姿を眺めたり、声を聞いてみるのもいいかもしれませんよ。

(川西洋子)


やってきたコアジサシ