ふる〜ぶめいとリーダーの山地さんから徳島県立博物館で「郷土の発見 小杉榲邨(こすぎ すぎむら)と郷土史研究の曙」が開催されていると教えていただき、行ってきました。
小杉榲邨(1834〜1910)は阿波が生んだ「最後の国学者」といわれている人物。今回の展示では、郷土の発見と記録、小杉榲邨とその周辺、郷土史の継承と広がりなど、テーマに分けて展示が行われていました。
展示会場では写真撮影ができなかったのですが、小杉氏が収集していた重要文化財である静岡県立美術館蔵の後嵯峨天皇西園寺詠翫花和歌(部分)や、徳島が生んだ人類学者・考古学者である・鳥居龍蔵送別の和歌などの貴重な資料が展示されていました。知らなかったのですが、小杉榲邨は鳥居龍蔵の結婚の媒酌人もつとめたんですね。そのほかにも様々な歴史家たちが紹介されて勉強になりました。
この展示は5月25日まで行われています。
写真は入り口の案内と、ふる〜ぶですので、文化の森の中の水辺の風景です。噴水の近くでいると「涼しいなぁ」と思うような季節になってきましたね。(藪田 ひとみ)