雨が続いていますね。4月12日から6月15日まで藍の館で「環境にやさしい繊維と織物工芸展」が行われています。日本だけでなく、マレーシア、フィリピンなど東南アジアを中心としたデザイナーによる作品が板野郡藍住町の藍の館で展示されています。その前日11日の夜には、「環境にやさしい繊維と織物工芸展」ファッションショーが行われました。
このファッションショー、マレーシア、インド、シンガポール、タイ、オーストラリアなど各地で開催されていますが、日本国内では東京につづいて徳島の藍の館での開催となりました。(貴重な機会でした)ファッションショーに作品を出展していたのは、日本、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール、インドネシア、タイ、ラオス、キルギス、オーストラリア、バングラディシュ、インドの12カ国から。日本から作品を出展している川人美洋子さんは、徳島在住で、自然の素材である藍を使った作品を、インドで開催されたユネスコ天然染料シンポジウムなどに出展しています。
ファッションショーに出展されている作品はすべて、自然の素材のもの。たとえばフィリピンからの作品にはパイナップルやバナナの繊維でできた衣装などが登場しました。日本とインドから出展されていた藍染めの作品も素敵でしたよ。というかどれも素敵でした。藍の館で世界各国の自然にやさしい繊維でできたファッションショー。建物の和の雰囲気と現代的なショーが融合した時間でした。展示も様々な種類の作品が紹介されているので是非藍の館に行ったら見てくださいね。(藪田 ひとみ)