吉野川の南岸(右岸)に沿って、徳島市・石井町・吉野川市を流れる長さ26kmの飯尾川。平成16年に発生した台風23号洪水では、大規模な洪水被害が発生しました。このため、国土交通省では、、徳島市国府町の角ノ瀬放水路に角瀬排水機場を新設しています。編集部では、1月11日のフィールド講座の際や、その後も取材へとでかけています。排水機場は、堤防の居住側にたまった水を強制的にポンプでくみ上げ、吉野川本川に吐き出す役割を持っています。この排水機場は、毎秒20立法メートルをくみ上げる力を持っています。流域住民の命と財産を守るこのポンプ場は、今年の夏の運用を目指しています。写真に写っているのは、藪田さんです。 排水機場のポンプを下から覗き込んでいるところです。(川西洋子)