今年で14回目を迎え、毎年恒例となっている「新町川寒中水泳大会」(NPO法人新町川を守る会主催)が徳島市内の新町橋東公園周辺で開催されました。新春の恒例行事とあって約1000人の観衆が訪れ、約50人が寒中水泳大会に出場しました。
27日の気温は5度。水温は11度。徳島市水泳協会会員や海上自衛隊小松島航空隊、徳島大学水泳部部員などが新町川で自慢の泳ぎを披露しました。
新町川を守る会の会員で毎年、横泳ぎでその年の干支を毛筆で色紙に書いている島木昇さん(81歳)も元気いっぱいに「子」と「鼠」の文字を書き、拍手喝さいをあびていました。島木さんの話しでは「毎年泳ぎなれているので大丈夫です」と話していましたが、今回初めて飛び込みで参加した山下博司さん(23歳)は「水が冷たいというよりも痛いです。」と話していました。寒中水泳大会のフィナーレは水中阿波踊り。地元の小学生も何人か参加し、元気いっぱいに披露していました。
寒中水泳のあとは、新町川を守る会のみなさんにより500人分のおぜんざいが振舞われました。寒中水泳大会が毎年開催できるような美しい川を守っていきたいですね。(藪田 ひとみ)