ふるーぶ日記

「第十堰補修工事現地見学会」

吉野川右岸の第十堰上堰で1月26日、第2回第十堰現地見学会が開催されたので行ってきました。

現在補修している第十堰は、河口からの塩水の遡上をくい止め、堰上流を真水に保つとともに、旧吉野川へ水が流れるようにするための役割を担っています。この第十堰が平成16年度のたび重なる出水等により著しい損傷を受けたために、平成17年度から補修を実施しており、補修方法は、広く一般住民の方々に意見を募集し、施工性、経済性、景観を配慮して決定されたものです。

そして、平成19年10月18日に工事用道路に着工して以降、10月中旬から根固めブロックの製作、11月下旬からは青石張復旧のための木杭の打込み、横杭の組立て、埋戻しを実施しています。徳島河川国道事務所では、平成19年11月30日に平成19年度としては第1回目となる見学会を行い、木杭の打込み、横杭の組立て状況について、第2回目では、青石張りの補強状況の見学会を行いました。青石張りの状況や工事について23名の参加者が耳を傾け、熱心に意見や質問や飛び交っていました。(藪田 ひとみ)