ふるーぶ日記

「吉野川現地(フィールド)講座」

今日は、徳島河川国道事務所の主催で行われた「吉野川現地(フィールド)講座」に行ってきました。今回のテーマは「角ノ瀬排水機場工事現場見学・水防工法体験・飯尾川排水機場見学」。公募で申し込みをした一般13名の方が参加しました。角ノ瀬排水機場は、飯尾川と吉野川の合流点より約5km上流の徳島市国府町に位置しています。飯尾川排水機場の説明・見学や、水防工法体験を行った後、角ノ瀬排水機場の工事現場で「排水機場の大きな機能は本川(吉野川)の氾濫を防ぐこと、内水被害を軽減することです」等の説明を受けました。完成すると四国最大級の排水能力(毎秒20立法メートル)で飯尾川流域の内水被害を軽減します。1秒で20立法メートルというと、1秒でドラム缶100本分もに相当するそうです。完成すると、水が流れるところになるため見ることができない「ポンプ室」も見学させていただきました。工事中しかみることができないので、参加していたみなさんも「どことどこがつながるのですか?」「大きさはどれくらいですか?」など熱心に質問をしていました。参加者の一人徳島市の片山さんは「排水機場を見学したのは初めてです。めったに見ることができないので、貴重な機会となりました」と話していました。私も排水機場の中をみたのは初めてです。完成は平成20年度。流域住民の生命と財産を守るために工事がすすめられています。(藪田 ひとみ)