「第22回国民文化祭TOKUSHIMA2007」愛称・「おどる国文祭」の「おどる」には、阿波踊りの踊るだけではなく、心がおどる、ワクワクするような国文祭にしたい、そんな徳島らしさをだそうという願いもこめて名づけられたそうです。
「おどる国文祭」らしさ、徳島らしさを全面にだしていた国民文化祭の四大モチーフのひとつが「阿波人形浄瑠璃」。「劇場王国まつり」と題し、瀬戸内寂聴さんの新作人形浄瑠璃「モラエス恋遍路」が初上演となったり、那賀町の北川舞台では、約60年ぶりに人形浄瑠璃が上演。阿波十郎兵衛屋敷や徳島中央公園では開催期間中、毎日人形浄瑠璃が上演されました。
今回紹介している写真は、徳島中央公園内の小屋掛け舞台でおこなわれた「劇場王国まつり」の様子。それぞれの座で新しい新作が発表されたり、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」も、何度か違う座によって上演されましたが、観れば観るほど奥深いことも分かりました。幼稚園児や小学生も観に来ていましたよ。
(藪田 ひとみ)