中国・内蒙古自治区での教育支援や植林活動などで知られる徳島市国府町出身の中国残留孤児 烏鳥(ウユン)さん「日本名 立花珠美」さん。今回烏鳥さんが名誉顧問をしているNPO法人 内蒙古愛陽教育経済支援協会の総会が開催されるのにあわせて、講演会など開催されることから郷里である徳島に帰ってきていました。「烏鳥さんが新町川の遊覧船に始めて乗るんですよ」とNPOの方に教えていただき、便乗させていただきました。
内蒙古には、有名なゴビ砂漠もあり、ひょうたん島のようにいつも水が流れているような川を見ることができません。せっかく便乗させていただいたのでハンドマイクを持ち、新町川遊覧船のガイドとしても案内させてもらいました。町から眺める徳島市と川から眺める徳島市での違いを感じていたようです。
「私の故郷、徳島は水がきれいで風景、山、そして人々の心もきれいで誇りに思います」と話してくださいました。21日には徳島市の川内北小学校と中国内蒙古自治区愛陽小学校との姉妹友好校協定セレモニーにも出席します。徳島と中国との友好のかけはしとしても活躍されている烏鳥さん。遊覧船から故郷の風景を見てもらえてよかったと思いました。
(藪田 ひとみ)