徳島市の福島橋と徳住橋の間には中徳島河畔緑地公園があります。末並木がきれいな公園で、散歩をしている方も多くいます。公園の近くを通ったので写真と撮ってみました。川の水もきれいでしたよ。
ここに関 寛斎氏の銅像と石碑があるのをご存知でしょうか?阿波藩に医者として招かれた人物です。1872年に今の銅像がある付近に診療所を構え30年間に渡って診察を行いました。貧しい人からは診療費を受け取らなかったといわれ、多くの人々から慕われていた人物。72歳の時に北海道開拓の先駆者となり、開拓の地でも医師として多くの患者を診療したそうです。
北海道の陸別町には「関寛斎資料館」もたてられ、司馬遼太郎の「胡蝶の夢」の主人公の一人としても描かれています。
銅像の横の石碑には関寛斎氏の生涯も紹介されています。 みなさん、近くを通ったら立ち寄ってみてくださいね。
(藪田 ひとみ)