ふるーぶ日記

「干潟観察会で知った砂だんご」

11月2日に吉野川河口の干潟で城東小学校2年生100名のみなさんが観察会を行うと聞いたので取材にいってきました。詳しい内容については、ふる〜ぶ本誌の中で少し先になりますが、VOL.84号で紹介します。

城東小学校では毎年2年生が年間を通じて干潟の観察会を行っています。 この日は秋の観察会。 春から観察を始めているので、四季それぞれの表情を子ども達が感じているのです。 「鳥がたくさんいる」「水の温度が違う」などなど。 今回は誌面ではスペースの都合で紹介できそうにない話題をお送りしますね。

子ども達から今回教えてもらったことがありました。 そうそれは「砂だんご」 「あ、砂だんごだ!」とよくみんな言っているのですが、「砂だんご」って、みなさん知ってますか? 1つ数ミリとしか思えないきれいな丸い形をしたものが干潟にたくさんありました。これが砂だんご。コメツキカニが干潟の砂を口にぽいっといれて有機物を食べます。食べおわったものを口からだすときれいな丸い形になっています。干潟には無数の砂だんごがあるのです。今まで全く気がつかなかった・・・。

この写真では大きいものにみえますが、小さいです。ゆっくり干潟にいないと気がつきません。食べ物の残りかすでこんな丸い形をつくるなんて、器用だな〜と思いました。

子ども達も夢中になりながら観察を行っていました。 写真のカニはコメツキカニではなくて、干潟でみつけたシオマネキです。

(や)

すなだんご

 

シオマネキ

 

夢中

 

干潟観察