少し遅いのですが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
お正月は、みなさんどのようにすごされましたか?
さて、新春にはさまざまなイベントが行われます。1月3日に阿波踊り会館で開催された「新春 浄瑠璃ライブ2006」に行ってきました。(ライブは2,3日の2日間開催されました)
浄瑠璃がそもそも徳島で発達したのは吉野川流域で栽培され全国に販路を広げた藍が関係しているそうです。(詳しくは、ふる〜ぶ3月号で)
この日出演していたのは青年座。浄瑠璃の公演だけでなく、ワークショップでは実際に人形を持ち体験できるコーナーも設けられました。体験は先着12名だったのですが、「はい」と手を挙げ早速体験。
ご存じの方も多いと思いますが、3人で一つの人形の動きが完成します。私が体験させてもらったのが、かしら(頭の部分)と右手です。頭を自由自在に動かすのも難しい。。。人形を持つ左手の薬指と中指を上手に動かさないとだめなのです。力もかかることに驚きました。3人で人形を動かさなくてはいけない理由も分かりました。(人形を持つことに必死だったのでこのシーンの写真はありません)なかなか人形を持たせてもらう機会はないので貴重な体験となりました。
ワークショップの後は「IWATO三番叟」が上演されました。浄瑠璃と人間による舞踊のコラボレーションもあったり演奏はオカリナ、琴も入ったりと、浄瑠璃にもこういう演出もあるんだと、新鮮でした。
最後には人形が会場内を回り、来ている皆さんの幸せを願ってくれました。
皆さんにとって本年が良き年でありますように
(記:藪田 ひとみ)