だんだんと過ごしやすくなってきましたね。私、久しぶりのふる〜ぶ日記です。
今日は次々号の取材で徳島城博物館を訪れました。そこで聞いたお話は、ふる〜ぶ本誌で紹介しますので、企画展「”水が生きているまち・徳島”海・川・水の造形」についてご紹介します。水の恵みによって発展した城下町・徳島。徳島の風景には海、川、水の風景がかかせないものとなっています。
今回の展示には1864年に架けかえられた新町橋の渡り初めの様子を描いた徳島県指定文化財である「新町橋渡初図」や屏風に川の流れと併せて扇が描かれ、1年間の四季折々の風景を扇の絵柄で表現している「扉面流貼付屏風」など水をテーマに描かれた様々な絵や、工芸品、着物などが展示されていました。また、今回初公開となる「源平合戦図屏風」も展示されています。人々の表情までもがはっきりと分かる迫力のある屏風でした。
今も水辺があるところは人々の憩いの場所になっているのですが、昔から、水のあるところは人々にとって心いやされる場所なのだなと実感しました。
この企画展は10月16日まで徳島城博物館で開催されています。みなさんも是非、徳島の水辺の良さを再認識してみませんか。
(藪田 ひとみ)