ふるーぶ日記

〜吉野川の竹でケーナを作ろう〜

2005年6月14日

6月12日(日)三加茂町にオープンした水辺の楽校ぶぶるパークみかもで、徳島河川国道事務所・ふる〜ぶ編集部・ふる〜ぶめいとの主催で「吉野川の竹でケーナを作ろう」が開催されました。

めいとの森本昇さんが中心になり、めいとの方々や、森本さんの友達の長江さんも、講師をつとめてくださいました。ケーナは南米アンデスに伝わる民族楽器です。原材料は葦(アシ)や木の縦笛ですが、日本ではよく竹で作られています。水辺の楽校のオープニングイベントに併せて開催したこともあり大盛況。開校式が終わった途端に人人人。「ケーナって何!?」「彫刻刀もつの初めて!」「お父さん教えて!」など色々な声がとびかっていました。

ケーナを作る為にはまず竹を選び、ケーナの長さに合わせて竹を切ります。歌口を彫刻刀で削り、型紙(設計図)にそって穴をあけていきます。表面を紙やすりでみがくと完成なのですが、歌口を削るのも適当ではなく、丁寧に音がでるように調節しながらなので難しいのです。音をだすのも普通のリコーダーのように息をいれると音がなるのではなく、工夫が必要です。小学校4年生の女の子に話をきいたのですが、図工の時間に彫刻刀を使い始めるのが5年生になってからだそうで、彫刻刀を使うのは、生まれて初めてだったそう。みんな自分で作ったケーナで一生懸命、音を出そうと練習をしていました。

イベントに併せて、石井町在住の佐藤潔さんが作ってくださった風車をプレゼントしていたのですが、「見に来るわな」と予告していた佐藤さんご夫妻がきてくださり、奥様の敏江さんと一緒に風車作り教室も急きょ開催してくださいました。

隣のブースでは事務所主催で吉野川クイズも開催され、クイズの正解者に記念品がプレゼントされました。子ども達の「1問間違えた!」「全問正解したよ!」など、クイズのブースもにぎやかでした。

ケーナ作り教室と風車作り教室・吉野川クイズでにぎやかな一日となりました。

(記:藪田 ひとみ)


ふる〜ぶめいと森本さんから丁寧に指導


真剣なまなざし


風車作り教室


吉野川クイズ!