5月9日(月)に、今切川で発見されたコイの死骸が、その後、徳島県水産課の調査で、コイヘルペスに感染していると判明し、ニュースとなっています。本日までに約2630匹を回収し、焼却処分しています。調査の結果、水質には、異常がないことが確認されています。
コイヘルペスについては、徳島県水産課が窓口となっていますが、各河川、用水の監視や、コイの回収・処分は、その河川、用水を管理している機関の担当となります。国土交通省では、旧吉野川の河口堰〜藍園橋今切川の河口堰〜三ツ合の間で、現在も連日回収作業を行っています。
昨日の16日は、旧吉野川へ行き、国土交通省徳島河川国道事務所河川管理課と旧吉野川出張所で回収作業を行っている船に乗せていただきました。ゆっくりと船を進め、川の両岸にコイの死骸がないか、探してゆきます。見つけると、船を寄せての回収となります。長時間の回収作業のなか、乗せていただいたのは、ほんの30分ほどですが、それでも30匹以上のコイが発見されました。今後もこのコイの死骸がすべてなくなるまで、作業を行い、当面週1回の水質調査や、河川の巡視を強化してゆきます。
コイヘルペスが、感染するのは、コイ(マゴイ及びニシキゴイ)でヒトには、感染することはないそうです。
(記・川西洋子)