板野郡北島町にある徳島県立防災センターで徳島河川国道事務所と徳島県の主催による「2004水害・土砂災害パネル展」が開催されていると聞き、早速行ってきました。(パネル展は1月23日まで)
昨年発生した台風16号や23号による吉野川の水害の様子や、吉野川流域の雨量などがよく分かるパネルをはじめ、昨年7月に発生した福井豪雨水害や新潟の水害の状況が分かるパネルなども展示され、来館していたみなさんも興味深くみていました。
徳島県立防災センターは、災害が発生していない時は、防災に関する体験学習や研修の場として、また非常時には、災害対策活動の拠点となる施設で、昨年7月に開館したばかりです。
実は編集部二人とも行くのは初めて。
風雨、地震、煙、通報、消火、救命、VR避難といった体験ができます。まず、防災ガイダンスコーナーで、災害の事例や災害に対する心備えを、映像で見たあと地震、消火、風雨、煙体験をしました。
地震体験では阪神淡路大震災の際に起きた実際の揺れをはじめ、南海地震、関東大震災と同じ震度の揺れを体験しました。体験なので「今から揺れる」と分かっているにもかかわらず怖いと思ったので、本当に地震が起きた時の事を考えると、もっと怖くなりました。この体験で「家の災害に対する備えをもっときちんとしておかなくては」と思いました。
この他、消化器を使っての消火体験も行いました。
体験コーナーでは様々な災害や災害時の心構えについて分かりやすく説明してもらえるので、参考になりました。
みなさんも是非徳島県立防災センター行かれてみてはいかがでしょうか。
(記:藪田 ひとみ)