ふるーぶ日記

そばうち体験

2005年1月14日

 空気が凛と張りつめた冬らしい気候がつづいていますね。そんな1日、ふる〜ぶ吉野川体験隊の取材で、雪の残る山道を通り、脇町の美村が丘へいってきました。美村が丘は、かずら細工や、竹細工、そば、うどん打ちなどのさまざまな体験を通じて、地元の人たちと交流をしながら、自然に親しむ施設です。

今回は、そばうちを体験しました。美村が丘では、いまでも約30件の家がそばを作っています。地元産の粉を使って作られたそば粉は、白さのなかにも、薄くみどりかがっていて、水をいれてこねると、ほのかにいい香りがしました。でも、このこねるのが、なかなか大変。教えていただいた職員の祖父江さんの「手に体重を載せて、こねるんですよ」の声に、よいしょ。よいしょと汗をかきかき、こねました。出来上がったそばは、編集部ふたりが切ったため、太さも不揃いでしたが、素朴であたたかい味がしました。

ここは、標高500m。吉野川の風景が一望できる場所。晴れた日には、淡路島も見ることができるそうです。ゆっくり1日滞在してみたいところです。

(川西洋子・記)


そばうち体験


美村が丘からの景色