ふるーぶ日記

吉野川第十堰 形状把握調査

2005年1月12日

国土交通省徳島河川国道事務所では平成16年11月から第十堰の形状把握調査を行っています。この形状把握調査というものがどういったものか、また現在の堰の状況など、住民のみなさんにも理解してもらおうと1月10日に公開調査が行われ、約50人が参加しました。現地での公開調査は環境調査につぐものです。

上堰の青石張りや、コンクリートのひび割れ箇所など、12カ所の損壊部分を見て回り、学識者の説明をうけました。参加者の方々からは国交省職員及び学識者に対して第十堰の現状についての質問があり、説明があった12カ所それぞれで熱心に第十堰の現状をみていました。

第十堰の形状把握調査は3月まで行われ、漏水量調査、コンクリート背面の空洞化調査などを行い、調査の結果についてはマスコミに対する記者発表や、事務所のホームページを通じて発表されます。

また第二回目の公開調査は2月下旬に実施する予定です。それにしても寒い中の調査で、私は服を着すぎてダルマのようになっていましたが、第十堰をゆっくり回って詳しく説明を聞いた事がなかったので、大変勉強になりました。歩いていると最後の方は暖かくなってきましたよ。今回調査に参加した方もされなかった方も、次回の公開調査、是非参加されてみてはいかがでしょうか。

(記:藪田 ひとみ)


公開調査


学識者による説明