モクズガニって、皆さんご存じですか? はさみ脚に毛が密生しているカニで、英語では mitton crab (手袋ガニ)と呼ばれているそうです。
今まで、吉野川に出かけて、私が見かけたカニと言えばシオマネキやサワガニといった小さめのカニでした。ですがこのモクズガニは大きくて、味も美味しいと聞き、早速特集をする事に。(食べる事が目的ではありません ! ) 色々と面白い生態があるのです。詳細は12月号で紹介します。
そこで今回は飛び込み取材で出会った事をきっかけに、以前から釣り教室等でお世話になっている森川善政さんにご協力をいただき、モクズガニ漁を見学させてもらいました。
数日前から仕掛けておいた「もんどり」(エサを仕掛けておいて、カニを捕るための網)をあげてみるとモクズガニがいました!吉野川にこんな大きなカニがいるのかと驚きです。あとで大きなモクズガニのサイズを脚も含めて計ってみると35cmもありました。普段は川底や岩の陰にいるので、なかなか見ることができなかったのですね。
特集では、料理法もお伝えできれば、、、と思います。
(記:藪田 ひとみ)