ふる〜ぶ編集部の出来事をお伝えします。

ふる〜ぶ日記
2001年

Vol.14 平成13年12月20日

青い青い空が広がる12月16日(日)、リバーキーパーズとふる〜ぶめいとが主催して、20組40人が参加し「凧づくり凧あげ教室」が開催されました。

午前中は凧づくり。講師に楠 易子さんをお呼びして、「マジックダイヤ」という菱形の凧づくりにチャレンジしました。楠さんは現在、児童館の館長さんで、以前は小中学校で先生をされていました。授業の中で凧を取り入れていらっしゃった方です。

以前、日記でも紹介したお昼休みに作った竹ひごが日の目をみる時がやってきたのです。ばんざーーい。

今回、竹ひごとして、使ったのは、吉野川の河川工事で不用になった水防竹林の竹です。

参加した子ども達も凧は作ったことはあるのですが、保育所以来、小学校1年生の時に作ってから作っていないという6年生の女の子など、みなさん、久しぶりだったようです。

映画で大ヒットしているハリーポッターや、アンパンマン、お母さんの顔など、それぞれ思い思いのイラストが書かれていました。

そして午後からはいよいよ、凧あげ。あがるかなーーと心配していましたが、無事、空高く舞い上がっていきました。

私の作った凧(名前はクリスマスとタンザニア)はやや小さめで、心配していましたが、飛んだ高さは、他の凧に比べてやや低かったものの、無事にとびました。

空には色々な思い思いの凧がとび、新春ももうすぐだなーーと感じました。尚、この凧づくり、凧あげについては、来年2月に発行する「ふる〜ぶVol.,24」の特集吉野川アラカルトで、ご紹介する予定です。

(記:藪田 ひとみ)

Vol.13 平成13年12月19日

みなさん、突然ですが、おみいさんはご存じですか。

おみいさんは里芋が入ったみそ味の雑炊で徳島の伝統食です。

12月16日に行われた凧づくり凧あげ教室の昼食時には、ふる〜ぶめいとやめいとのお友達が作った「おみいさん」がふるまわれました。

ふる〜ぶめいとミーティングの時に、「凧づくり教室に参加したみなさんに、何か作ってみましょうか」という話題になり、「おみいさん」に決定したのでした。

前日からとっておいた、いりこでだしをとって、お米、さといも、大根葉、味噌をいれて作りました。

めいとのみなさんも「作るのも食べるのも久しぶり」と和やかに話しながら完成。ふる〜ぶめいと手作りのお漬物も一緒に登場。

おみいさんは久しぶりだなーーと思いながらいただくと、以前、おばあちゃんに作ってもらった懐かしい味がしました。ほっとするような味。

凧づくりに参加した保護者のみなさんからは「なつかしい、」子どもたちも「初めて食べる!」「美味しい!」とおかわりをするほどでした。

「おみいさん」というアイデアや、にこにこしながら作ってくれたふる〜ぶめいとのみなさんに感謝、感謝の一日でした。

(記:藪田ひとみ)

Vol.12 平成13年12月13日

藍住東小学校4年生のみなさんが、総合学習で色々学んだことをまとめて送ってくれました。

1月に発行のふる〜ぶVol..23のふる〜ぶひろばでもご紹介する予定ですが、誌面の都合でご紹介できない部分もあるので、今回の日記は、送っていただいたお手紙と吉野川の物語(ぼくらの吉野川物語)と活動の様子の写真をご紹介します。

「ぼくらの吉野川物語」

わたしたちは、総合学習で自然と環境について調べるために吉野川へ行きました。そして、そこで見たことや感じたこと、考えたことを物語りにまとめました。音楽の時間にそのお話のイメージに合わせて音や曲を作り、ナレーションや簡単な動作も入れて「ぼくらの吉野川物語」を完成させました。最後に、たくさんの人たちに見てもらい、わたしたちからメッセージを送りました。

わたしたちの吉野川がいつまでも美しくかがやきながら流れ続けることを願って!

〜藍住東小学校4年生〜

「ぼくらの吉野川物語」

場面一 秋の吉野川

(ナレーション)

ここは吉野川。あたりはすっかり秋。

ススキやセイタカアワダチソウが風にゆれています。

太陽の光にてらされて、川はキラキラかがやいています。

(植物)

「ちょっと寒くなってきたし、もう秋なのかな?」

「秋となればススキの出番だね!」

「ススキ君たち元気かな?」

「あ、見て!ススキ君たちが風になびいているよ」

(ナレーション)

川の中の生き物たちも春からどんどん成長し、元気いっぱいに活動しています。

(魚たち)

「おれはここに住むトビハゼのはぜ太だ!」

「ぼくは、はぜおだよ!」

「どろの中でいつも遊んでいるんだ!」

「あっちのどろで遊ぼう!」

(鳥たち)

「ねぇねぇ、この辺りでちょっと休まない?」

「そうしよう!」

「おいおいこの辺りにうまそうなにおいがするぜ」

「この辺りはなあ、人間がよく来るから食べ物がたくさんあるんだ。」

「おまえよくしってるなぁ」

(ナレーション)

みんななかよくくらしていました。

場面二 ゴミをすてる人たち

(ナレーション)

ぽかぽかした日曜日

たくさんの人がハイキングにやって来ました

(カニ)

「いいなー 楽しそうだなー」

(人間)

「気持ちいいなー」

「この辺りでお弁当食べようよ!」

「いいよ」

「あーカニがいるよ!岩にはさまっているよ!取ってあげようよ!それ!」

「あ!もういっぴきいるよ!えさをあげよう!」

「このおべんとうのかすどうする?」

「その辺にすてとけよ!」

(ナレーション)

おべんとうの空き箱やジュースの空き箱やジュースの空きかん、ペットボトルにおやつのふくろなど、ちらかしたまま行ってしまいました。

(植物)

「いて!みんなひどいね!ぼくたちがけがしちゃうよ!」

(ナレーション)

夜になりました。

あたりはまっくら。みんなねしずまっています。

がに太、はぜ子もぐっすり。

(人間)

「おい、今ならだいじょうぶだ!だれもいないし!」

「いくぞ!せーの!」

(カニ)

「きゃー、なんだ!いまのおとは!」

「おーい 足がはさまったよー 助けてくれー」

(ナレーション)

今のひめいを聞きつけてはぜ子たちもやってきました。

(魚たち)

「最近、夜になるといつもこれだよ。ぐっすりねてられやしない!」

「やだなー」

場面三

(ナレーション)

テレビ、ビデオデッキ、自転車などいろいろな粗大ゴミが捨てられています。

(川)

「いいかげんにしてくれ!ぼくはいっしょうけんめい我慢したんだ!

もうたえられないよ!みんな流してやる!洪水だ!」

「人間達をこらしめてやる!」

(ナレーション)

川はカンカンです。

(魚たち)

「わー 流されるー 助けてー」

「やめてくれよー」

(カニ)

「まってよ!私たちが片づけるから。」

「おこらないでー」

(川)

「えっ!何だって!本当かい?だって君たちがよごしたんじゃないよ!きみたちだって迷惑してるじゃないか!」

(カニ)

「うん、でも人間だって悪い人ばかりじゃないよ!ぼくが岩にはさまって困ったとき、子供が助けて海に川にかえしてくれたんだ」

(魚たち)

「僕たちもおなかがすいて困っているときにえさをくれたよ。」

(カニ)

「ねえ みんな!力を合わせれば重いゴミだってもてるよ!」

「よいしょ!よいしょ!」

(鳥たち)

「僕たちも手伝うよ!」

「私たちも手伝うわ!」

(川)

「ありがとう」

場面四 よみがえった吉野川

(ナレーション)

そんなとき、子供達がやってきました。

(子ども)

「ねえ これ見て きたないわね。」

「せっかくの景色が台なしよ。」

「あれテレビじゃない?」

「わあー こっちはビデオだ。」

「携帯電話も捨ててあるね。」

「ぼくたちの吉野川なのに 誰だ こんなひどいことするの」

「あれ見て カニたちがゴミをかたづけているよ。」

「みんなで手伝おうよ。」

「うん!」

(ナレーション)

こうして 子供達やカニ、魚、鳥たちのおかげで美しい吉野川にもどりました。

(川)

「みなさん ありがとう。ぼくはいつまでもみなさんと仲良く暮らしていきたいんだ。これからも、ぼくを守ってください」

(子ども)

「約束するよ。わたしたちがあなたを守るから。」

(川)

「ありがとう。」

(子ども)

「よかったね。」

(ナレーション)

今日も吉野川は私達にめぐみをあたえながら流れています。

*編集部も、この物語を読んで色々なことを感じました。みなさんはいかがですか。藍住東小学校4年生のみなさんありがとうございました。

Vol.11 平成13年12月3日

あっという間にもう師走。今年も色々あったなぁー。いや、振り返るのはまだ、早い。あと一ヶ月もあります。色々充実した日々を送りたいものですね。

さて、ただ今、ふる〜ぶ展開催中です(12月10日まで、貞光ゆうゆう館)貞光ゆうゆう館では10月に続く第二弾です。

この日は地元、貞光の方や、美馬町、大阪からのお越し方などが「ふる〜ぶ展」を見てくださっていました。

始めが10月1日〜5日までで、今回の開催までの間に苦労したのが、花です。10月も、高知県嶺北産の木からできたプランターに花をいれて展示していたのですがおよそ二ヶ月の間があります。この2ヶ月間の間、同じ花を枯らさないようにと言うことで、色々と苦労しました。元気のなくなった花に肥料や開花促進剤をやったり、猫車に水をいっぱい入れてそこに鉢をいれたり・・・何とか、2ヶ月間、もちました。そしていざ展示すると不思議なことにますます元気になっているのです。こんなこともあるのですね。

この鉢の花、1月11日〜13日にヨンデンプラザ徳島で開催のふる〜ぶ展まで元気にそだてるつもりです。

今日は「ふる〜ぶ展」のお花のお話をご紹介しました。みなさん、是非、ふる〜ぶ展お越しくださいね。

(記:藪田ひとみ)

Vol.10 平成13年11月26日

みなさん、この3連休はいかがお過ごしでしたか?

私は、昨日の25日の連休最終日、ふる〜ぶめいとのみなさんと楽しい休日を過ごしてきました。出かけたのは、鳴門市大麻町。大谷焼づくりに挑戦です。

ぽかぽか陽気にメンバーも笑顔。さてどんな風になりますやら。

大谷焼は江戸時代後期、安永9年(1780)に四国88カ所の巡礼に来た豊後の国(大分県)の陶工文衛門が大谷の地で作ったのが、起源とされています。

その昔は、阿波藍を寝かせる為の大きなかめが焼かれていた時代もあったそうです。

コーヒーカップや湯飲み、お皿など思い思いの作品づくりに取り組みました。

1時間ほどで、作品が完成いたしました。見事な出来映え。色は、こちらで指定し、窯元の方で付けて下さいます。完成が楽しみ。

ほとんどが初体験のみなさんでしたが、短い時間のなかで、ひとつの作品を完成させることの喜びを感じていたようです。

その後、周辺の散策に出発。良き秋の1日となりました。

(記:川西 洋子)

Vol.9 平成13年11月20日

ふる〜ぶめいとの佐藤さんから「ふる〜ぶの凧ができたので見てください」と連絡をいただき、さっそく、グラウンドへ。まぁーーふる〜ぶの凧が完成しているではありませんか。

突然の出来事にうれしさいっぱいです。

佐藤さんは、地元の子供達に凧作りを指導したり、凧にカメラを設置し、空(凧)から写真を撮るという名人でもいらっしゃいます。

12月16日(日)にふる〜ぶめいとと、リバーキーパーズ事務局主催で「凧作り・凧あげ教室」を開催するのですが、その時に展示してくださいということで持ってきてくださったのでした。

今日は風が少なかったので上がったと思ったらすぐに下に下りてきたのですが、空に舞い上がった時は嬉しかったです。今、募集しているふる〜ぶの凧作り・凧あげ教室では、どんな凧ができて空にまいあがるのでしょうか。今から楽しみです。

尚、凧づくり教室・凧あげ体験参加者募集については徳島工事事務所のトップページからみていただくと、詳しくご覧いただけます。

募集人数は20組40名(小学生と保護者)で締め切りは12月5日です、みなさんの、ご参加おまちしております。

(記:藪田ひとみ)

Vol.8 平成13年11月14日

11月上旬、念願の高知県本川村の瓶が森の吉野川源流まで行ってきました。ふる〜ぶは吉野川の広報誌、いろいろ流域の話題をお伝えしてきましたが、吉野川の源流には行ったことがありませんでした。「険しいとは聞くけど行ってみたい、源流の水を飲んでみたい」というのが以前からの私の夢のひとつ。今回、高知県の嶺北広域事務組合や本川村の方々にご案内いただける事になり、来年1月発行のふる〜ぶVol.23で詳しくご紹介する予定ですが、紹介できない写真を交えてお送りします。

徳島市内から源流までは愛媛県西条市を経由し、寒風山トンネルを経由すれば4時間あまりで源流の登山口へと到着します。日帰りでは行けないので前日から山荘に泊まり込み、翌日朝からの登山に備えました。前日に訪れた「吉野川源流の碑」を見つめながら「さぁー明日は頑張るぞ」と自然と気合いが入ります。

翌朝9時半すぎからいよいよ登山開始。始めから、道なき道を行くけもの道という感じで、一歩一歩ふみしめるように登っていきます。

水の色があまりにも透明で川底のすべてを映しだします。地面いっぱいの落ち葉、うっそうと生い茂る原生林、周り360度すべての景色に感動しながら歩いていました。しか--し、そんな余裕はだんだんとなくなってきます。気がぬければ沢へと落ちこんでしまいそうな、梯子をおりたり、山登りというよりも岩のぼりという言葉がぴったりな、岩と岩の間を登っていったり。極めつけは「沢わたり」でした。渡った沢の数は5回まで覚えていますが、そこから先は覚えていません。始めは、沢の渡りかたもわからず、始めはおんぶまでしてもらいました。この年になっておんぶしてもらう事があるとは・・・とほほほほほです。(情けないことにおんぶしてもらったのは私だけです)

帰りは何とか自力でわたりましたが、何度か沢に落ち、びしょびしょになりました。私が思っていた山登りとは全然違う!みなさん、吉野川源流へ行かれる方は沢渡り、注意してくださいね。ちなみに行ったメンバーの中で私だけ、膝にサポーターをしていたのですが、サポーターがこんなに役立つとは思いませんでした。(簡単に言えば、それだけ転んだということです)でも他のメンバーはサポーターは必要なかったようです。

源流にたどりついた時には、おしりに枝もささったり、岩にすべって何度も転んだりと、へとへとでしたが、その疲れがとんだほど、嬉しかったです。源流へは予定より30分早く1時間半で到着しました。源流の詳しい様子はふる〜ぶで是非ごらんください。

みなさんにも、源流の幻想的な雰囲気を是非、体験してほしいと思いました。でも登っていて、わかりにくいところもあるので、一度登ったことがある方と行かれるのをおすすめします。

(記:藪田ひとみ)

Vol.7 平成13年10月26日

ふる〜ぶをご覧いただいているみなさんの所には、毎月月始め頃にふる〜ぶが届いていると思います。次のVol.21の特集,吉野川アラカルトのテーマは「善入寺島を行く」です。(毎月、届いていないという方、HPでもご覧いただけますが、徳島県内の吉野川流域の図書館や公民館などの公共施設に置いてありますので、是非ごらんください)

今回は、善入寺島の石碑を巡りながら歴史の足跡を訪ねてみました。今日は特集でお世話になった方のところへ、ふる〜ぶを持って市場町へご挨拶と撮影に行きました。

お世話になった坂本さんの家のすぐ隣が八幡神社。明日がちょうど秋祭りなのでちょうちんなどがきれいに飾られていました。

この間、取材で来たときは気がつかなかったのですが、神社の敷地が広い。神社の社の梁には上から、大きな船がつられていました。

この船は、吉野川が増水したときに、人々を助ける船として使っていたものだそうです。

そして、もう一度善入寺島へ。この島は広い!今回は編集部だけできたので石碑とかがどこにあるのか、全然わかりません。それほど広いのです。

一ヶ月以上たつと、色々な作物が大きくなっています。キャベツ畑、大根畑も広いのです。いまは無人島となり、住む人はいませんが、ここで生活をしていた人がいたんだなーと思うと,色々なことを感じました。

みなさん次号(ふる〜ぶVol.21)をお楽しみに。

Vol.6 平成13年10月25日

ふる〜ぶは吉野川の「ひと・まち・自然・歴史・風景」などを伝える広報誌。しかーし、私は吉野川沿いで行ったことがない所、歩いていないところが沢山あります。

前々から、してみたいと思っていた事、それは吉野川橋を歩いて渡ってみる、ということでした。(自転車でも通ったことがありません)吉野川大橋も歩いてみたいのですが、とりあえず今日は徳島工事事務所の目の前の吉野川橋を歩いて往復することにしました。ということで、しゅっぱーつ。

さぁーいくぞ、と橋を渡ると釣りをしている人々を発見。

寄り道、寄り道。釣れた魚を見させてもらいました。クーラーボックスにはおいしそうなアジがいました。

さぁ、歩こう、歩こう。橋も左側通行なのね。「左側通行」と歩道に書かれています。それにしても長い橋です。吉野川橋は長さが1071m。1km以上あります。「まるで海のようだなぁー」と歩いてみると改めて広さを実感。

橋の真ん中あたりにくると、上から「ピーヒョロロロ」という鳴き声が聞こえてきました。上空を3羽のトビが飛んでいました。こんな近くで飛んでいるのを見るのは初めてです。りりしい表情。優雅に円形を描いています。そのうち1羽がひゅーっと空高く舞い上がりながら北の方へ飛んでいってしまいました。

空をみたら視線は自然と川へ。もうスジアオノリの養殖が始まっています。スジアオノリというと、どうしても冬の風物詩というイメージがあるのですが・・・季節は秋から少しづつ冬に移り変わりつつあるのかな・・と感じました。(でも、まだ秋ですね)

色々立ち止まりながら景色を見ながら往復したら、40〜50分、すぐ時間が経ってしまいました。今度は1137mの吉野川大橋を渡ってみようかな。

Vol.5 平成13年10月19日

今週の前半はずっと雨。なかなか取材にいけませんでした。今日は朝からずっと晴れ。恵みの雨も必要ですが、久しぶりの青空は気持ちがいいものです。さて、今日は昼休みを利用して、12月に開催の凧作り教室用の竹ひごづくりを行いました。(詳細は決まり次第、みなさんにお伝えします)

せっかくだから、吉野川の竹を使って作ってみようと、いうことになりました。竹ひごづくりは初めてですが、手先が器用なO課長、小さい時から、カニをいれる籠を竹で作っていたというY専門職、竹ひごづくりは初めてですが、手先が器用なO課長、同じくスポーツが得意なOさん、Kさん、そして、女性陣も3人頑張りました。

鉈を持つのは実は生まれて初めてなんですーー(と書くとお嬢様みたいですが・・・)竹をぽーんといくつかに割り、そのあと、鉈と切り出しナイフで、細くなるように削っていきます。

これが佳境にはいると燃えるのです。始めは「ふる〜ぶ日記」用にと、鉈は持たずにデジタルカメラだけしかもっていなかったのですが・・・なかなか・・・竹が、だんだん細くなって行くのが快感になってきました。昼休み、しばらく作ることになりそうです。

Vol.4 平成13年10月15日

10月13日(土)に、新しいふる〜ぶめいとの方々を迎えて、ふる〜ぶめいとミーティングを行いました。午前は川を身近に感じてもらおうと、新町川船上セミナーを行いました。今回は午後から徳島工事事務所で、委嘱状交付や、自己紹介をしたり、今後していきたい事など、ポストイットを使ってワークショップ形式で、話しあいました。午後からはいろいろな意見が飛び出し・・・編集部が、デジタルカメラで会議の様子を撮影するのを忘れてしまったので、船上セミナーの様子をお伝えします。

いつもミーティングやふる〜ぶでイベントを行う時は、お天気が心配なのですが・・・いつも晴れ。13日も快晴でした。

日頃の行いがいい&編集部担当の課長が「晴れ男」なので・・・その効果がすごいのかなと感謝。

NPO法人「新町川を守る会」にご協力いただき、クィーンリバー号に乗船。(ふる〜ぶVol.17で「新町川を守る会」をご紹介していますので見てくださいね)今回は特別に吉野川の河口まで連れていっていただくことができました。初めて乗るという方も多く編集部もふる〜ぶめいとのみなさんも「気持ちがいいー。青石がすごいねーー」など大興奮。みなさんカメラを持っていろいろな景色を撮影されていました。

普段は上からながめている、新町樋門。川面からみると違うように見えます。樋門の間をくぐると広い吉野川が見えてきます。下をくぐって行くのも不思議な感覚でした。

そして、吉野川の河口にでたあとは、新町川を一周。この新町川クルーズ、それぞれの場所で見所が沢山あるのですが特に人気があるのが、県庁前のヨットが並ぶ「ケンチョピア」と、眉山の景色です。ここにでてくると徳島ならではの風景だなぁーーと改めて感じました。

下船したあとは吉野川河口を見学しました。今までのふる〜ぶめいとのみなさんと新しいふる〜ぶめいとのみなさんも、交流を深められたようです。これからどんどん、いろいろな輪が広がっていくといいなぁーーと感じた一日でした。

Vol.3 平成13年10月12日

10月6〜8日の事を今頃、書いています。編集部2人いつも、ばたばたしているので、遅くなってごめんなさい。

明日は、新しいふる〜ぶめいとのみなさんを迎えてのミーティングです。

さて、今回はふる〜ぶ展第2弾!板野郡上板町で行われた、技の館でのふる〜ぶ展についてご紹介します。

10月5日の夕方から夜にかけて、スタッフ一同で準備を行いました。

今回は、タペストリーが初登場。「ふる〜ぶ」「ひと」「まち」「しぜん」「れきし」と書かれています。このタペストリー、ちょっとした工夫がされているんです。「ひと」の文字は吉野川に咲いていたタンポポ、「まち」は吉野川のシジミ、「しぜん」は河原の野バラの葉、「れきし」は河原の石を使って文字を作っているんですよ----。

川にあるものを使ってデザインされています。

準備には4時間くらいかかったのですが、会場も何だかおしゃれな雰囲気でなかなかいい感じでした。(自分で言わないように、と言われてしまいそうですが)

高知県嶺北林業振興事務所からお借りした机やイスも会場と雰囲気があってました。

木は人にほっとした気持ちをもたらすんですね。展示期間中は、座って展示を眺めたりしてくださっていたようです。

次回のふる〜ぶ展は11月27日〜12月10日まで貞光ゆうゆう館。

その次は来年1月11日〜13日まで徳島駅前のヨンデンプラザ徳島です。

みなさん、また遊びに来てくださいね。

Vol.2 平成13年10月2日

ふる〜ぶVOL.21の取材で三好郡三好町東山地区に取材に行きました。

吉野川の支流、増川谷川沿いへ。

今回のテーマは川の幸、山の幸。と書いているだけでお腹が、すいてきました。

詳しい取材内容はまた、広報誌で紹介するのでお楽しみに。

三好町の山々に一面の白い花が見えました。これは、そば畑。10月の今頃から花が咲き、10月下旬には、新そばができます。

実は、私はソバ畑を見るのは初めてなのです。真っ白でかわいい花が咲いていました。

そのまま畑に入っていこうとすると、畑の周りには電気鉄線が…

夕方周りが暗くなってから、電気を流しているそうです。おいしいソバを食べてしまうイノシシ防止の為にあるそうです。

あけび

地元の藤本さんに増川谷川沿いを案内してもらいました。

すると、木にさつまいもがぶら下がっている!?

何だ、これは。どう見てもさつまいもだ。

いもがぶら下がっている。何で〜!?!?

これは実が開く前のアケビでした。

あ---食べたいなあ。これぞまさしく山の幸。

増川谷川がよく見える場所へ。

編集部の川西さんは、苔がはえた岩の上をリズムよく越えていくのに、私だけ、歩きはじめてすぐにぼてっ。転倒。

どこに行ってもよくこけるのです。

そんなことはどうでもいいのですが、きれいな所でした。

川西さん笑顔。

私は、目を閉じていますが、冷たい水にふれてごきげんです。

Vol.1 平成13年10月1日

今日、編集部は「ふる〜ぶ展」の展示を行ってきました。いつも表紙を書いてもらっている西山欣子さんの表紙イラスト原画展をはじめ、ふる〜ぶを初めてご覧になる方々にも知ってもらえるように、ふる〜ぶの紹介、誌面作りやイベントなどで協力してもらっている「ふる〜ぶめいと」の活動、写真などを紹介します。是非ご覧下さいね。

開催場所 道の駅貞光ゆうゆう館ギャラリー

開催期間 10月1日〜5日

右の写真は、川西洋子と藪田ひとみです。

左の写真は、展示作業を終えていつも表紙を書いてもらっている西山欣子さんと編集部2人の写真です。

左下の写真は、ふる〜ぶ展会場の一部の紹介です。

右下の写真は、高知県嶺北林業振興事務所のご協力で、嶺北地域材の机といすを展示しています。