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八十八カ寺の
ここで紹介する四国のみちは、鳴門市・大麻比古神社から小松島市・立江寺までの約104km。 |
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四国八十八カ寺の1番から19番を中心にした、信仰の道です。田園風景の中を歩く前半と、厳しい山岳ルートの後半のコントラストがまさに四国のみちの真髄。特に11番藤井寺から12番焼山寺へと続くクライマックスは、この道が「信仰の道」であることをじっくり教えてくれます。また、数々の史跡が、全国から多くの人々を集めた歴史を裏付けています。 |
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大麻比古神社 阿波の国開拓の祖神・大麻 比古命をまつる、いわば徳 島の守り神。 境内裏丸 山公園には、第一 次世界大戦中、ドイツ人捕虜 が造ったドイツ橋があり、歴史 を語りかける。 |
五百羅漢 地蔵寺の奥の院として、 裏山に位置している。 名前の由来である羅漢像 は400体近くが納められ、 亡くなった家族の顔がこ の中に必ずあるといわれ ている。 |
松島神社 主神はすさのおの命。 大正元年に、旧松島村の 30社を統合した地域の 守り神として、厚い信 仰を集めている。 文字どおりその御利益 もいろいろと期待でき そう。 |
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切幡寺(第十番札所) 450段の急な石段を上りき ると緑に囲まれた境内へと たどりつく。 吉野川から四国山地へと連 なる眺望が広がり、山寺の 気配がひとしお。 日本三名塔の一つに数えら れる二重の塔は、堺の住吉 神社から移されたもの。 |
川島城跡から望む吉野川 戦国時代の豪族・川島氏の 城跡。 現在は川島公園として整備 され、ミニ八十八カ所や万 葉植物園等が見どころ。 また、大きく蛇行する吉野 川の展望がすばらしく、圧 倒的な川の流れに、自然の 力を感じる。 |
柳 水 庵 藤井寺と焼山寺のほぼ中間 地点。 大師が柳の杖で岩を突き、 湧き水を得たという伝説ど おりに、冷たい水が心地よい。 |
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焼山寺(第12番札所) 四国遍路随一の難所のクラ イマックスにふさわしい、 荘厳な気配を漂わせる。 その象徴が参道から境内へ と続く150本余りの杉並木。 樹齢500年以上の古木が連 なる様は壮観。焼山寺の名は、 大師と魔物たちの炎の戦いに 由来する。 |
駒坂の潜水橋 川風に吹かれながら、鮎喰 川に沿って歩く。 鮎喰川は吉野川の支川、駒 坂あたりで潜水橋に出合う。 |
常楽寺 八十八カ所の中で、弥勒菩 薩を本尊としている唯一の 寺である。また、この寺の 自然美は一見の価値がある。 石と岩肌が溶け合った不思 議な景観は見事。 |
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寺町界隈 この一角にこんこんと湧き でている名水、錦竜水がある。 阿波の名水としも名高い。 寺町のこのあたりはその名 の通り、寺が続き静かなた たずまいで歩きやすい。 |
国道55号を小松島へ 小松島市へと向かうコースは、 バイパスを歩く。 いつもなら、車で走るバイパ スも、ゆっくり歩くとなかな かおもしろい。 |
勝浦川橋 勝浦川を渡ってさらにバイ パスをすすむ道が続く。 七月はどこまで言っても青 い空。 |
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源義経上陸の地 小松島市は古くから徳島市 の外港として発展してきた 港町。 また、屋島の平氏追討のた め源義経が田野町に上陸。 数々の史跡がある。 |
このコース上にあるお四国さん | |||
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第 1番札所 霊山寺 | 第 2番札所 極楽寺 | 第 3番札所 金泉寺 | 第 4番札所 大日寺 |
第 5番札所 地蔵寺 | 第 6番札所 安楽寺 | 第 7番札所 十楽寺 | 第 8番札所 熊谷寺 |
第 9番札所 法輪寺 | 第10番札所 切幡寺 | 第11番札所 藤井寺 | 第12番札所 焼山寺 |
第13番札所 大日寺 | 第14番札所 常楽寺 | 第15番札所 国分寺 | 第16番札所 観音寺 |
第17番札所 井戸寺 | 第18番札所 恩山寺 | 第19番札所 立江寺 |