・日本風景街道とは、みんなでつくる美しい「まち」と「みち」
移動しながら眺める風景で、地域の印象が決まる。良い風景街道であるためには、「みち」から眺める「まち」が、「森」が「田畑」が「川」が美しくなければならない。道路の中だけにとどまることなく、広く柔軟に運動の対象を捉えることが重要。
・訪れる人にとっての日本風景街道 楽しみ・思い出を求める舞台
舞台を地域資源とすると、大道具は風景・歴史・文化、小道具は泊まる・食べるなどの仕掛けや道路のデザインである。脚本は楽しみ方(物語、達成感)、演出は地域と人の物語、演者は訪れる人ともてなす人、宣伝は情報であり、従来の道路行政の範囲を超えることになる。日本風景街道は、新しい「地域づくり」、新しい「みちのあり方」、新しい「道路行政」への挑戦だと思う。 |